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高2で自宅が火事に、「悟った」運命の切り拓き方 「いまある状況」「いまの自分」をどう見るか

東洋経済オンライン / 2024年5月23日 18時0分

つらいつらいと嘆いていたところで、なにもはじまらない。大切なのは「そこから先」について考え、そして進むことなのです。

そして、そのために重要なのは「いまの自分」を客観的に見つめること。悲しかったり悔しかったりするのなら、「なぜ、悲しいんだろう?」「なぜ、悔しいんだろう?」と、あえて自分の負の感情と向き合ってみるのです。

そうすれば、(ネガティブな感情に押され忘れてしまいがちな)「そうか、○○だから、○○が悲しいと感じるんだな」「なるほど、○○だから悔しいし、気持ちが落ち込むんだな」ということを冷静に理解することができるようになるからです。

問題を「なかったこと」にしない

そこまでたどり着ければ、自分を取り巻く問題の半分は解決したようなもの。

なぜならそこから先は、自分を追い詰めるそれらの“理由”を解決するための策を考え、実際に動いてみればいいからです。そうすれば間違いなく、その問題は乗り越えることができるはず。

僕自身、日常的にこの作業を行っています。たとえば悩み事があって寝つけないときには、「早く寝よう」としても無駄。悩みが邪魔をするのですから当然です。

だからこそ、「なかったこと」にするのではなく、あえて向き合ってみるのです。なかなか寝つけないベッドのなか、寝つけない自分を認めたうえで、「なぜ、自分はこんなにモヤモヤしているんだろう?」とその理由を考えてみる。

“モヤモヤ”の原因だと思われる要素を、ひとつひとつ洗い出してみるのです。そうすれば原因は必ず見つかりますから、あとはそれを翌日やそれ以降にクリアにするだけ。

それに、そこまで考えて納得できれば、そのうち自然と眠たくなってきます。だから、そのまま眠って翌朝目を覚ませば、そのときには「昨晩考えたことを、これから形にしよう」と多少なりとも前向きな気分になれるはずなのです。

「いま足りないもの」を探す

モヤモヤとした感情が心のどこかにわだかまっているとしたら、それは自分が求めているなにかが足りないからかもしれません。だとすれば、その“足りないなにか〞を手に入れられれば、少なくともその時点でのモヤモヤは解消できるわけです。

もし、なにか欲しいもの、手に入れたいものがあって、でも手に入れることができず、「○○が欲しいけれど、手に入れられないからモヤモヤしている」というような状況にあるのなら、方法はいたってシンプル。一生懸命働いてお金を貯めるなどして、なんとか○○を手に入れられる状況をつくればいいわけです。

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