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EXILEら所属「LDH」子供プロジェクトに注力の訳 TETSUYA、吉野北人、木村慧人にインタビュー

東洋経済オンライン / 2024年5月25日 12時30分

――東京だけではなく、全国の小学校でのワークショップなど、地方創生ともかかわる活動にも取り組んでいます。

TETSUYA:小学校だけではなく、自治体とのパートナーシップによるSDGs推進型の地域イベントでも、ワークショップを実施しています。新曲のダンスをレクチャーして、最後は一緒に踊って、TikTokで配信したりしています。

無料でキッズも参加しやすいイベントなので、毎回地元の子どもたちがたくさん集まってくれて。ご家族が温かく見守るなか、健康促進の運動イベントとしても楽しんでいただいています。いろいろな地域に行かせていただいていますが、今後は全国津々浦々をツアーで周りたいですね。

――子どもたちがプロのエンターテインメントに直接触れることの影響や、役割はどう考えますか?

TETSUYA:僕が最初に会った芸能人は、『男はつらいよ』で寅さんを演じていた渥美清さんです。撮影現場で、寅さんの衣装を着たまま、集まった子どもたちにたくさん話しかけて、頭をなでてくれたりして。そういうことは一生の思い出に残ると、心を打たれました。

ワークショップで会う子どもたちにとっては、僕らがそういう存在になるかもしれない。その体験が子どもたちの夢につながったり、人生の障壁にぶつかったときに、それをぶち破るパワーになるかもしれない。

だから僕は、自分が得意なことを一生懸命やっている姿を、子どもたちに見せたい。それを伝えることが、その子たちの人生に何らかの影響があるはずだと信じています。

何事にも全力で向き合ってほしい

吉野北人:音楽には大きな力があります。僕自身が音楽に救われたので、今度は表現者として、子どもたちに音楽の力や素晴らしさを伝えたい。それはダイレクトに伝わるものではないかもしれません。

でも、ふとしたときに、僕らのことを思い出してくれたり、ワークショップの風景が蘇ったりして、自分もこうやってみようとか、頑張ろうと思ってもらえるかもしれません。もしかしたら憧れてくれるかもしれない。そういう願いも込めながら、一緒に頑張ろうよ!という気持ちでパフォーマンスしています。

木村慧人:パフォーマンスで、がむしゃらにがんばっている姿を見せることを大切にしています。子どもたちには、何事においても、全力で向き合っている人はカッコいいと思ってほしいです。

それをダサいと感じる人もいると思います。でも、それを覆すくらいの説得力があるパフォーマンスをすればいいと思っています。僕らのダンスを見た子どもたちがそう感じてくれたら嬉しいと思いながら、日々活動しています。

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