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「iPad」久々の新モデル、買い替えるべきか否か 性能、薄さ、軽さ以外の「隠れた新機能」がある

東洋経済オンライン / 2024年5月28日 11時20分

約1年半ぶりに登場したiPad Pro(M4)。写真は11インチ版とMagic Keyboard(筆者撮影)

チップセットを刷新し、処理能力を向上させた「iPad Pro(M4)」(16万8800円〜)「iPad Air(M2)」(9万8800円〜)が5月15日に発売された。2023年はiPadシリーズが1台も登場しなかったこともあり、久々のモデルチェンジに購入を検討している人もいるはずだ。

【写真で見る】iPad本体の性能以上に大きく進化している「Apple Pencil Pro」

iPad Proは、Macに先駆けアップルが独自に設計した「M4」を採用。ディスプレーには同シリーズ初となる有機ELが採用され、表示できる映像のクオリティが大きく上がったのと同時に、薄型化・軽量化が実現した。

iPadに合わせてApple Pencilも刷新

また、アップルは同シリーズの発売に合わせてApple Pencilも刷新した。iPad Pro(M4)とiPad Air(M2)の2機種では、新たに登場した「Apple Pencil Pro」(2万1800円)を利用できる。

振動によるフィードバックが加わり、より確かな操作感を得られるほか、握ってツールを呼び出す「スクイーズ」という操作にも対応している。既存のiPad ProやiPad Airなどに使われていたApple Pencil(第2世代)は互換性がなくなってしまったが、代わりに、より機能性が向上した格好だ。

向上した処理能力やディスプレーの表示性能に加え、薄さ、軽さが語られることの多いiPad Pro(M4)、iPad Air(M2)だが、ほかにも細かな部分に多数改善が加えられている。

Apple Pencil Proのスクイーズ操作に細かなカスタマイズが可能なのが、その1つだ。また、このモデルからひそかにバッテリー残量の状態表示に対応している。今回は、こうしたiPad Pro、iPad Airの隠れた新機能を取り上げていきたい。

握って操作をカスタマイズできる

本体の性能以上に大きく進化しているのが、Apple Pencil Proだ。“Pro”と銘打ったように多彩な機能が加わり、利便性が向上している。中でも大きいのは、スクイーズという操作ができるようになったこと。Apple Pencil Pro側に感圧センサーが入り、握る動作を認識するようになった。これによって、従来のApple Pencilよりも簡単にツールを呼び出せるようになっている。

これまでのApple Pencil(第2世代)でも、本体をダブルタップするとペンと消しゴムを切り替えるようなことはできたが、スクイーズでは、ツール一覧のメニューをペン先の近くに開くことができる。

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