1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

節約の大敵「サブスク」で節約が"捗る"納得の理由 アラフィフ主婦が実践「1カ月ごと解約」の効能

東洋経済オンライン / 2024年6月2日 7時50分

普段仕事をする際は、家でノートパソコンを開いて執筆にとりかかるのですが、定期的にやる気が出ない時期がやってきます。「寝転んでスマホでゲームしてたら1日終わっちゃった。なんてダメなワタシ。自己嫌悪……」みたいな日々が続き、仕事はたまり続け心は荒れていきます。

こんな時は1カ月だけ、コワーキングスペースのサブスクを契約します。サブスクは先に代金の支払いが発生するので「契約したからにはモトとらにゃあ」というドケチな私は、損をしないためにイヤイヤながらコワーキングスペースに通い、着いたからにはノートパソコンを広げ、作業をする訳です。

家の向かいにコワーキングスペースがあるのですが、月額4万円もするため高くて契約できませんでした。仕方なく安いところを調べて(それでも1万円近くする)、片道20分かけて自転車で通いました。

そして「お金払って自転車をヒイヒイこぐハメになるぐらいなら、家で文句言わずに仕事しよう」ということで、翌月には解約し、家のありがたさを再認識し、ようやく家でパソコン作業を再開できるようになります。

これが1回ごとに料金を支払うシェアラウンジとかだと、「気分が乗らない」「行く気にならない」と、スタートラインにすら立てないので、先にお金を払うことで強制的にスタートラインに立たせられるサブスクは貴重です。

ただし私は元来継続が苦手なようで、「がんばって続けよう」と心に誓い、ダイエット目的でスポーツクラブに入会するものの、がんばるのは初月だけ。行くのが次第に面倒になり、3カ月後には幽霊会員になったのち、解約すら放置して長らく月会費を払い続けたことは1度や2度ではありません。

お金は減ったのに、体重は減らず、罪悪感だけが残りました。つまりは「1カ月で辞めよう」と決めて、期間を区切ってサブスクを利用するのが向いているようです。

「ケ、ケチすぎる……」と思う人もいるかもしれませんが、ケチを楽しんでる筆者にとってはモーマンタイ(無問題)です。

サブスクは節約の大敵ではない、工夫ある付き合いを

サブスクと言うと「節約の大敵」とされがちですが、現代を生きる我々には、欠かせないものになりつつあります。お金を少し出しても、時間や労力が削減できたり、怠惰に偏りがちな自分のお尻を叩いたりもできる。結果的に、長い目で見れば節約や、小さな暮らしにもつながると感じます。

肯定か否定か、0か100かではなく、「サブスクにも、程よい付き合いがあるな」と思う今日この頃です。

大木奈 ハル子:ブロガー・ライター

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください