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紙コップは「古紙では回収ができない」驚きの真実 清掃員が手作業で取り除かないといけなくなる

東洋経済オンライン / 2024年6月7日 17時0分

「資源」になるものを可燃ごみとして出していませんか? 少しずつでも、日々のよい行いを積み重ねることで、明るい未来につながっていきます(写真:yosan/PIXTA)

私たちが生活するうえで避けては通れない、ごみと掃除。とはいえ、どちらも「面倒」で「疎か」にしがち。でも、たとえば、ごみを分ける、正しく捨てる、汚れをとる、部屋を片づける、清潔な空間を保つ、捨てない工夫をするetc. そんな毎日の作業に「人生を好転させる秘密」があるとしたら?――。

本稿では、ごみ分別の方法やごみを減らすアイデア、毎日を快適にする簡単掃除のコツとともに、著者である滝沢秀一氏、新津春子氏の生き方も劇的に変えた「ごみと掃除と人生の法則」を紹介する。

本稿では、『世界一清潔な空港の清掃人と日本一のごみ清掃員をめざす芸人が見つけた「ごみと掃除と幸せな人生」』から、一部を抜粋してお届けします。

ごみの種類、実は2種類しかない

ここ最近、世の中的にも「ごみを捨てる」というと、「分別をどうしよう」って悩む人は多いですよね。X(旧Twitter)のコメントを見ても、ペットボトルのラベルやボトルとかについて書いてあって、分別の意識が高まっている気がします。

【漫画】なぜか機嫌がいい人がしている「なるほど」な工夫

でも、その一方で「分別って8種類にも9種類にも分かれていて、なんだか面倒くさい!」と思っている人がまだまだ多いのも事実。

実際の細かい分類はひとまず置いておいて、みんなが今出しているごみは、大きく分けると、可燃ごみと不燃ごみの2種類しかない。そのほかのペットボトルや容器包装プラスチックなどは「資源」なんだ。つまり、ごみ以外は資源になるということだ。

だから、みんなの家庭や会社から出すものが「ごみ」なのか「資源」なのか、どっちになるのかをまず考えてほしい。

「資源」になる代表的なものには、空になったペットボトルやビン、缶、段ボール、古紙などがあります。

それらは「資源ごみ」として出せば「資源」になりますが、「可燃ごみ」として捨てると、「ごみ」になってしまいます。

牛乳パックやチラシ、古紙など、スーパーの回収ボックスなどに持っていけば資源になるものを、可燃ごみとして捨ててしまっていませんか?

ごみ回収のときに、資源になるものが可燃ごみとして捨てられていることはけっこうある。ときには、きれいに切って広げた牛乳パックがなぜか可燃ごみの袋に入っていることも。

そんなのを見てしまうと、「せめて牛乳パックだけでも救ってあげたい! だってそのままの状態じゃなくてわざわざ切って広げてあるのに! なんで可燃ごみに?」って、そう思ってしまうんだけど、さすがにそこで牛乳パックを救うわけにはいかず、泣く泣く清掃車に入れ込むのです。

なんでも可燃ごみにしていない?

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