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2輪世界最大排気量「ロケット3ストーム」の凄み クルマ並みの排気量2.5L、最新型トライアンフ

東洋経済オンライン / 2024年6月7日 12時0分

トライアンフ新型「ロケット3」シリーズのエンジン(写真:トライアンフモーターサイクルズジャパン)

近年、バイクにもさまざまな排気量のモデルがあるが、なんと世界最大の2.5L・3気筒という4輪車並みの巨大エンジンを搭載するのが、英国トライアンフモーターサイクルズ(以下、トライアンフ)の「ロケット3」シリーズ。その2024年の新型モデル「ロケット3ストームR(Rocket 3 Storm R)」と「ロケット3ストームGT(Rocket 3 Storm GT)」が国内販売を開始した。

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2004年の初代モデル以来、20年の歴史を誇るクルーザーモデルがロケット3。最新の2024年型では、最高出力を従来モデル比15PSアップの182PSへ向上。トルクも4N・mアップの225N・mとし、さらに高いパフォーマンスを発揮する改良が施されている。

ここでは、新型ロケット3ストーム・シリーズの概要を紹介するとともに、「第51回 東京モーターサイクルショー(2024年3月22~24日・東京ビッグサイト)」に展示された現車を実際に見た印象などもお伝えしよう。

トライアンフのロケット3とは

120年以上の歴史を誇るイギリス老舗メーカーのトライアンフが生産するのが、ロケット3だ。初代モデルの「ロケットⅢ」は、2004年に登場。当時、大きな人気を博した「マッスル系バイク」と呼ばれるジャンルに属するモデルだ。

マッスル系バイクとは、長距離ツーリングなどに適したクルーザーというジャンルのなかでも、とくに直線での速さを競うドラッグレーサー風のスタイルを採用したモデルを意味する。大排気量エンジンによる圧倒的な加速力と、ボリューム感満点のフォルムなどに特徴がある。

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一時期、販売を終了していたロケットⅢだが、2019年に車名をロケット3と変更して復活。エンジンの排気量を2300ccから2458ccへと拡大することで、量産2輪車として世界最大排気量の記録を更新する。ラインナップには、スポーティな「ロケット3R」と、ツーリング性能を高めた「ロケット3GT」を用意。かなり個性的なモデルながら、全世界で1万8000台以上の販売を達成し、根強いファンを持つモデルに成長している。

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