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イオンモール東久留米「展望席フードコート」の至福 東京随一「名水の街」を歩き、"バス推奨"イオンへ

東洋経済オンライン / 2024年6月9日 11時50分

その他、子どもと一緒に遊べるちょっとした広場やキッズ席もあるなど、イオンらしいファミリー層への気配りも欠かさない。さて、席をどうしようか。窓際は人気が高くすべての席が埋まっていたが、運良く出ていく人がいたのでここにしよう。

いきなり麺類に行ってしまう痛恨のミス

Comfort Diningのラインアップを紹介していこう。5月21日時点で営業しているのは14店舗と結構充実している。定番でいえば「丸亀製麺」に「サーティワンアイスクリーム」、「ケンタッキーフライドチキン」や「銀だこ」、さらに「モスバーガー」「いきなり!ステーキ」がある。さらにビビンパやインドカレー店、洋食に中華、肉丼などがそろっている。

珍しいものでいえば、ラーメンが「舎鈴」だけでなく「中華そば青葉」も営業している。調べたところ、どうも中華そば青葉がフードコートに出店しているのはこのイオンモール東久留米だけらしい。名前はよく見かけるものの食べたことがないし、せっかくなのでここにしよう。

「朝から結構歩いたし」と謎の言い訳を自分に聞かせ、いきなり!ステーキでも注文。フードコートの醍醐味といえば、普段食べ合わせできない店舗同士の組み合わせ。であるならば、1店舗のみで終わらせるのはもったいない、とまた言い訳。

窓際に陣取り、眼下の駐車場に並ぶ色とりどりの車を眺めていると、先に呼び出しがあったのは中華そば青葉。ここで失敗に気付く。なぜいきなり麺類を頼んでしまったのか。いきなりステーキに行くべきだった。案の定、いきなり!ステーキにそれなりに待たされる。

火曜日限定でラーメン大盛り無料なのもアダとなった。無料といわれれば頼むのが人情ってもんだろう。その貧乏性ももちろんアダとなっている。待っている間にどんどんと麺がスープを吸収していく。

ようやく両者が卓につき、ワイルドステーキと中華そば、普段は顔を合わせないタッグの記念写真を撮影し、さっそく中華そばにがっつく。食べるまでは海苔とチャーシュー、メンマでそれなりに着飾っていたが、冷まそうと混ぜたところ、大量の麺が姿を現した。

食べ切れるか一瞬不安になったが、食べ切るしかない。満腹中枢が刺激されて満腹感を覚えるが早いか、食べ終わるのが早いか。いったい何の戦いを強いられているのだろう。

鉄板を駆使して良い塩梅に肉に焼き目を付けつつ、麺がこれ以上肥大化するのを防ぐために絶え間なくすすり続ける。とにかく忙しい。それが楽しい。気付けばあっという間に平らげていた。

【画像】イオンモール東久留米の「フードコート」は身近なオアシス、地域住民の憩いの場だった…とにかく自然が豊かな東久留米の風景と、フードコートの様子を見る(39枚)

おやつはまたフードコートに戻ろうか

突然のフードファイトで温まった体を、紙コップ1杯の水で冷やし、潤す。この水は、先ほど見てきた湧水地から採ったものであろうか。答えは神のみぞ知る。

建物に隣接する「むさしのGreen Park」でもうひと歩きして、おやつはまたフードコートに戻ろうか。

鬼頭 勇大:フリーライター・編集者

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