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難関資格「たった1年で合格」の"神スケジュール" 多くの資格を取得して人生の選択の幅を広げる

東洋経済オンライン / 2024年6月14日 19時0分

ひと昔前のように、難関資格を取れば一生安泰という時代ではありませんが、いまでも、合格すると自由とある程度の保障を得られます(写真:zon/PIXTA)

読売新聞社記者などを経て、働きながら独学で司法書士試験、公認会計士試験に合格した石動龍氏による連載「あらゆるスキマ時間で集中学習! 無駄ゼロ独学術」。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボによりお届けする。

■資格があれば「人生の選択肢」が増える

経営していたドラゴンラーメンを、2022年10月末で閉店しました。

【写真】「資格を取れない人」がやっている残念な勉強法

2年前に開店してから、徐々に来客が増え、最後は毎日1時間待ちの大行列でした。そのような状況でも閉店を選んだ最大の原因は、私のキャパシティ不足です。

店長として、レシピの作成、ホームページの制作、SNSの運用、味のチェックなど、店に関わるあらゆることを行ってきました。最近は少なくなっていたものの、開店当初は厨房で毎日ラーメンを作っていました。

スタッフの教育も自分自身で行っていたため、本業が忙しくなると、それらを行う時間がなくなってしまいました。

もちろん、原価高騰や人手不足で採算を合わせることが難しくなってきたことも理由の一つです。

ラーメン屋を始めるときは、家族も含め、周囲から反対を受けました。実際、店に立ってラーメンを作りながら本業をこなすのは大変で、振り返ると我ながらよくできたものだと思います。妻にだけは事前に相談したものの、開店も閉店も、自分一人で決めました。

一般的に、飲食店を始める際は融資を受けて店舗を契約する人が多いですが、本業で安定した収入があるため、借入もなく、閉店の翌日には片付けも終わり、清算を終えました。

開店した理由はざっくり言うと、「やってみたかったから」です。リスクの高い飲食業を自ら体験することで、経営者の苦しさを理解したいという思いもありました。

2年間経営した結果、約250万円が手元に残りました。本業に比べると利益率はとても低いですが、血肉になる学びは随所にあり、よい体験でした。

開店と閉店を自分だけで決められたのは、本業で安定収入があったからです。

難関資格試験に合格すると、人生の選択肢が増え、可能性が広がります。たとえば、私は青森県で事務所を開いていますが、東京で就職することも可能です。一人で経理部門の立ち上げから上場までに対応することができるため、就職先には困りません。

監査法人に入ることもできます。身につけたラーメンのスキルを生かし、海外で店を開くこともできます。

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