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あなたの沿線で「交通系ICカード」乗車が消える日 首都圏目線では気付かない「ガラパゴス化」

東洋経済オンライン / 2024年6月18日 12時40分

国内の決済に占めるキャッシュレス比率はすでに約4割近くになっているが、うち交通系ICカードの割合はじわじわ落ちている。今やQRコード決済に追い抜かれ、タッチ決済対応カードへの切り替えが進むクレジットカードとの差もどんどん広がっていきそうだ。

SuicaやPASMOで移動も買い物も支払える首都圏の常識こそ、ガラパゴスになってしまうかもしれない。

といっても、タッチ決済乗車は万能ではない。利用できるのはクレジットカード、国際ブランド付きデビットカード、一部プリペイドカードとカードを登録したモバイル端末となっているが、クレジットカードを持たない人もいるだろう。片やデビットカードを発行するには銀行口座が必須で、一般的には15歳以上だが、中学生を除くとする銀行も多い。子どもたちが利用するときに不便はないのだろうか。まさか政府が「マイナカードにタッチ機能を付けたので、電車もバスも乗れるようになりますよ。日本中、国民全員が対象ですよ」などと言い出したりして――おっと、悪い冗談だった。

松崎 のり子:消費経済ジャーナリスト

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