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「子どものコンタクト」スムーズに使い始めるコツ あまりお勧めできない使い方は「長時間の装着」

東洋経済オンライン / 2024年6月20日 16時0分

サッカーのリフティングと同じで、何度も回数を重ねるうちに、スパッとうまくいくようになる瞬間がきっと訪れます。そのときが来るのを楽しみに、トライしてみてください。ただし、痛い場合には無理をしないこと。眼科医にきちんと相談してくださいね。

長時間つけるときの「20-20-20ルール」

これがコンタクトの一番の欠点といってもいいのですが、コンタクトにはタイムリミットがあります。

コンタクトの装着は、ソフトコンタクトだと12時間(シリコーンハイドロゲル素材のコンタクトは16時間)、ハードコンタクトだと15時間までとされています。この時間を超えた装着は目にかなりの負担となるため、やはりやめていただくのが一番です。

よく「長時間つけても大丈夫な裏ワザを教えてください」と聞かれることがありますが、残念ながら、目の健康を第一に考えたらコンタクトを長時間つけられる裏ワザは存在しないのです……。

もしも、最大時間装着する場合には、目薬などで目の乾燥を防いだり、少しでもはずせるタイミングがあれば、メガネにする時間を設けたりできるといいですね。

デスクワークの方や学生さんなど、パソコンやタブレットなどを近くで見る時間が多い方は、目の疲労を防ぐためにも「20-20-20ルール」を取り入れてみてください。

「20-20-20ルール」とは、アメリカ眼科学会が推奨している眼精疲労やドライアイの予防についての提案です。目と画面の距離が30㎝以内の時間が長くなると、近視が進行するとされるので、その時間を意識して減らそうというものです。

【20-20-20ルール】
①20分継続して画面を見たら
②20フィート(約6m)離れたものを
③20秒間見て休憩する

やり方はとても簡単。これを繰り返すだけです。

とはいえ、仕事や動画に集中していると、20分はあっという間に過ぎてしまいますよね。その場合には、アラームなどをセットしておくといいでしょう。パソコンを見ているときはまばたきが減るため、意識してまばたきをすることも大切です。

夕方以降の視力低下は「ドライアイ」を疑って

コンタクトをつけていると視力が低下する。そういってコンタクトを避けているという人にも少なからず出会います。

では、コンタクトによって、本当に視力が低下するのか? 眼科医の先生に聞いてみたところ、どうやらホントのようですが、きちんと目の状態を確認しながら使っているのであれば、そこまでセンシティブにならなくてもいいそうです。なぜなら、裸眼でもメガネでもコンタクトでも視力低下は起こりうるからです。

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