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インバウンドに沸く「お台場フードコート」の現在 外国人目線の「ザ・日本食」が集まる施設だ

東洋経済オンライン / 2024年6月23日 12時30分

例えば東京テレポート駅側の入り口にはドラえもんの像があり、記念撮影できるようになっている。施設内にはドラえもんのショップ「ドラえもん未来デパート」があり、その他にもハローキティや漫画『ONE PIECE』のショップ、さらにドン・キホーテの別業態「キラキラドンキ」などが並んでいる。

笑ってしまったのが、ドラえもん未来デパートとハローキティのショップの間に「うんこミュージアム」があるという、奇天烈な一角。まったく日本のコンテンツの幅の広さには驚かされる。

加えて、世界で人気の強力なキャラクターに挟まれていながら、最もにぎわっていたのがうんこミュージアムという点は特筆に値するであろう。

「ザ・日本食」が集まった巨大フードコート

東京グルメスタジアムは、ダイバーシティの2階に位置する。やはりこちらも外国人が多く、かなりにぎわっている。

営業しているのは、有名どころでは「はなまるうどん」に「築地銀だこ」。その他には鉄板焼きやラーメンなど、結構バラエティー豊かである。何となく、外国の目から見た「ザ・日本食」といったラインアップがそろっているように感じる。

親子丼に天丼、さらに「伝説のすた丼屋」と丼が充実しているのも特徴だ。入り口には各店舗のメニューサンプルがあるのも面白い。しかも、必要以上に躍動感のあるサンプルが多い。外国人が多い立地であることを意識して、メニューの写真だけでなく、実物も見せてわかりやすくする工夫だろうか。

訪問したのはランチタイムをゆうに過ぎた午後2時ごろ。それでも約800席という席数が、ほぼ満席の状態で驚かされた。

800席もあるので、席の種類もさまざまである。テーブルにカウンター、キッズスペース。

中には吹き抜けを見上げながら食事できる席や、外にあるガンダム像を眺めながら食事できる特等席もある。

東京の東西を代表する「日本の丼」、すた丼と金子半之助が夢の共演

本日選んだのは、伝説のすた丼屋と、天丼の「金子半之助」。ちょっと外国人の目線になり「日本の歴史ある丼」としてアピールしている2つをチョイスした。また、私にとって慣れ親しんだ丼と、初体験の丼の異色タッグでもある。

すた丼は東京の多摩発祥の丼チェーン。都内に多く展開しており、ルーツもあいまって私はかってに都民のソウルフードであり、東京名物だと思っている。かなり強烈なにんにく醤油のたれで豚肉を炒めて、海苔を敷いたご飯に盛った非常に中毒性のある丼である。

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