酷暑を快適に過ごす、色にこだわった「食材」選び 東洋医学の「五臓六腑」を取り入れて健康生活を
東洋経済オンライン / 2024年6月25日 18時0分
人生100年時代といわれる今、これからは「生活習慣」だけではなく、内臓を鍛え、巡らせる「臓活習慣」が必要です。
女優・モデル・アスリートが心底信頼している尹生花さんの知識が詰まった、初めての健康エッセイ『臓活習慣 - こころとからだを巡らせる!』から、今すぐ生活に取り入れられ、健康に生きるためのヒントをご紹介します。
食事は「旬のもの」を食べる
臓活において、食事はもっとも簡単に取り入れやすく、また、五臓の働きを維持するためにも、なにより大切にしたい身近な養生の1つです。
【写真で見る】東洋医学でオールマイティな「平性」と呼ばれる食材
最初に意識していただきたいのが、「旬のもの」を食べるということ。
人間の五臓の働きは、季節の流れに連動しています。よって、旬のものは、その季節ごとのからだの状態に合っていて、受け入れやすく、相性の良い食材といえます。いうまでもなく、旬ならではの栄養とうま味も、詰まっています。
たとえば秋は「肺(はい)」の季節で、乾燥しやすくなります。そのため、からだを潤わせる梨や山いもなどを積極的に摂るようになるでしょう。つまり、その時々のからだ(臓)が必要としている食材、というわけです。
また、臓活では、なによりバランスを大切にしますから、食材のかたよりや摂りすぎを防ぐといった側面からも、理にかなっていて、大きなメリットがあるのです。
いくら臓に良いからといって、同じ食材ばかりを毎日食べつづけたり、過剰摂取したりすると、かえって臓の負担になってしまいます。「過ぎたるは及ばざるがごとし」ということですね。
五臓の働きを促す「旬のもの」をバランス良く取り入れ、季節に合わせた食事を楽しむのも臓活なのです。
旬のものを取り入れて
バランス良く
食のかたよりを防ぐ
「春・夏」に取り入れたい食材の色
「旬のもの」と合わせて、臓活習慣に取り入れていただきたいのが、五臓それぞれと相性の良い「五色」を意識した、食材選びです。
「五色」とは、青(緑)色、赤色、黄色、白色、黒色に分けられます。たとえば、菜の花やセロリは青(緑)色など、そのまま食材の見た目の色によって、五臓それぞれに有効な働きがあるとされます。
青(緑)色は「肝(かん)」、赤色は「心(しん)」、黄色は「脾(ひ)」、白色は「肺(はい)」、黒色は「腎(じん)」を活かしますが、この五臓それぞれに対応する色を覚えておくだけでも、食材選びのヒントとなるはずです。
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