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酷暑を快適に過ごす、色にこだわった「食材」選び 東洋医学の「五臓六腑」を取り入れて健康生活を

東洋経済オンライン / 2024年6月25日 18時0分

おそらく、わたしがスムージーを朝に摂りつづければ、体質的には、きっと1週間もせずに、胃が痛くなるだろうと思います。

スムージー自体が悪いわけではありません。体質や、摂るタイミングが合っていて、胃腸の状態が良ければ、栄養として吸収することができるでしょう。よほど暑い時期で室温も高く、からだを冷やす必要がある。そんなときに数日間だけスムージーを摂り入れるのなら良いでしょう。

しかし、スムージーを習慣化することは、からだを冷やし、体調を悪くするリスクがあります。

最近では、朝ごはんとして果物だけを食べるという人もいるようですが、これについても、ビタミンなどを摂るメリットよりも、からだを冷やすデメリットのほうが大きいと思っています。

朝ごはんにスムージーや果物だけで、からだの調子があまり良くない人は、ぜひ見直してみましょう。

いいと思ってやっている
その食習慣を
一度見直してみる

おやつは「カカオ70%のチョコレート」

「おやつとして食べるなら、どんなものがいいですか?」と、よく聞かれることがあります。

わたしがおすすめしたい一番いいおやつは、やはり、自然の甘味のあるサツマイモ。干し芋などもいいですが、なるべく添加物が多いものは避け、無農薬栽培で作られているような、生産過程がしっかりしているものを選ぶようにしてください。

とはいえ、「あれもダメ、これもダメ」では、かえってこころにもからだにも悪いので、せっかくおいしいものが目の前にあるときは、楽しんで食べてほしいと思います。

そこで、みなさんがふだんの生活に気軽に取り入れられるお菓子で、臓活をしながらでも「食べていいですよ」とお伝えしているのは、カカオ70%以上のチョコレートです。

カカオは健康や美容に良い影響を与えるポリフェノールが豊富。抗炎症作用やコレステロールの数値改善など、たくさんの効果効能があります。一般的なチョコレートはカカオ含有量が少ないものも多いので、含有率が70%以上のダークチョコレートをおすすめしています。

とはいえ、食べすぎはよくないので、少量だけ食べるようにしましょう。

チョコレートを食べるなら
カカオの含有量が
多いものにする

尹 生花:北京中医薬大学 医学博士

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