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元メルカリ幹部がタクシー業界に乗り込んだ事情 日本版ライドシェア普及へ台風の目になれるか

東洋経済オンライン / 2024年6月29日 11時30分

5月には、サイバーエージェントで一緒にベンチャー投資をしていたメンバーもnewmoに加わった。まだ表には出せないが、新たなM&Aのパイプラインは存在する。M&Aはもちろん、(マイノリティなどで)資本参加するなど、いろんな選択肢を組み合わせ、2025年度までにタクシー車両数3000台という目標を達成したい。

――一方で、ライドシェアの全面解禁に向けた議論は足元でスローダウンしている印象です。全面解禁までに想定よりも時間がかかるとなると、焦りはありませんか。

青柳 ライドシェアは社会にとって必要なもので、議論をしてくださる方々もいる。全面解禁のタイミングがいつなのかはわからないが、社会にわれわれが必要とされていると信じて、「それまでどうにかサバイバルするぞ」という、ある種の信念でやっている。

それと同時に、M&Aをしたタクシー会社をしっかりと経営していく。タクシー事業はめちゃくちゃ利益率が高いというわけではないが、もっと効率的にできる部分も多いので、しっかりとした利益を生み出せる構造に変えていく。

タクシー事業以外にも、ライドシェアサービスを行うためのアプリ開発なども行っているので、経営していくうえでは胆力が必要だ。

村松 魁理:東洋経済 記者

森田 宗一郎:東洋経済 記者

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