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「上司への報告」仕事ができる人の伝え方とは? わかりやすい構成には決まった"型"がある

東洋経済オンライン / 2024年7月1日 19時0分

そこで使える発想が【「細部で語る」の型】【「物語化」の型】です。

2つのストーリーをSNSで発信

Dさんは、「ある主婦と高校生の女の子をそれぞれ主人公にした2つのストーリー」の中で、彼女たちがそれぞれの目線でマルシェ体験を語る、というコンテンツをつくりSNSで発信することにしたのです。

みんなに当てはまることを最大公約数的に表現すると、曖昧でぼんやりしたものになってしまう。あえて具体的な2人のケースを取り上げることで、くっきりと伝わりやすくする。それが物語として追体験できるコンテンツになっているので、自分ごととして感じることができるようになりました。

■【「予告編」の型】

さらに、SNSの投稿の冒頭に、続きのコンテンツを見たくなるような、こんな「予告」をつけました。

「ある主婦の、ある女子高生の、ちょっとハッピーな週末の過ごしかた。

とれたて野菜とおいしいごはんが集うマルシェが、あなたの休日を変えるかも?」

キャッチコピーのようでもありますが、要は、中身で語っていることを少しだけ覗かせて、続きをもっと見たくなる表現に変えているだけです。週末の予定を探している主婦や若い子が、興味を引かれる内容になっているのではないでしょうか。

井手やすたか:博報堂ケトル コピーライター/クリエイティブ・ディレクター

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