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「自分の強み」や「自分らしさ」が見つかる10の質問 他人から「選ばれる人」になるためにしたいこと

東洋経済オンライン / 2024年7月5日 18時0分

「選ばれる人」になるために、自分ブランドの「核」となるものを見つけましょう(写真:Taka/PIXTA)

「自分より仕事がデキないアイツが、先に出世するのは納得できない!」

「大して実力は変わらないのに、なぜあの人にお客様が殺到するんだ!?」

あなたが今、こんな思いを抱えているのだとしたら、それは「選ばれる技術」を知らないから。どんなに高い仕事スキルを身につけていても、「人から選ばれるかどうか」で仕事人生に大きな差が生じてしまうのが、現実社会です。

本稿では、これまで経営者やタレント、政治家、弁護士など2500人以上の人生を変えてきた守山菜穂子氏の初の著書『選ばれる人になる「パーソナル・ブランディング」の教科書』から一部を抜粋し、「選ばれる人生」を歩むための「自分ブランド」のつくり方を3回にわたってお伝えします。今回は2回目です。

真っ先に思い出されるために必要なこと

あなたが選ばれるためには、ほかの人とは違う「存在感」と「一番に想起されること」が必要です。これらの基となるものが「自分らしさ」です。

【イラストで見る】たどり着きたい高い場所(目標)と、そこに行くための「戦略」をはっきりさせれば、自分がやるべきこと「戦術」が見えてくる

あなたの中にある何かが他者との違いとなり、魅力となって「存在感」に昇華していきます。人から「真っ先に思い出され、選ばれる」ための材料は、すでにあなた自身の中にあるのです。

今、あなたがやるべきことは、じっくりと「自分」を見つめ直し、唯一無二の「自分らしさ」を発見することです。自分ブランドの「核」となるものを見つけましょう。

野球のドラフト会議や、アイドルやお笑いのオーディション番組、政治の選挙……。「人が選ばれる瞬間」には、本人だけでなく周囲の人をも高揚させるドラマがあります。

ビジネスにおいても、新しいトップが着任する日や、自分が役職者に選出されるときは、心がたかぶるような感覚があるでしょう。「選ばれる存在」になることは、それ自体がエキサイティングであり、人生の喜びともいえます。

しかし、目の前の作業をこなすだけの日々をぼんやり送っていて、「急に、めちゃくちゃ指名が殺到して選ばれるようになる」などということは起こりません!

何もしなければ、選ばれない

世の中には「選ばれたいと思っているけど、それに対して特に何もしていない」という人がほとんどです。だからこそ、今あなたが戦略的に選ばれる活動「パーソナル・ブランディング」を始めるだけで、周囲と圧倒的な差が付くのです。

私の好きな言葉に、「人類は月に行きたいと願ったから、月に行けたのだ」があります。目的もなく近所を歩いたり、目の前の雑務を片付けたりしていただけで、「気が付いたら月にいた」などということはありえませんよね。

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