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医師が考案「脳梗塞の時限爆弾」を解除するスープ 中性脂肪と悪玉コレステロールをためこまない

東洋経済オンライン / 2024年7月7日 18時0分

さらに、脳梗塞の再発の確率がぐんと上がることで、認知症になる確率も高まってしまいます。

じつは、寝たきりになってしまう原因の第1位が脳卒中。再発を繰り返すうちに、どんどん体が弱って、寝たきりになってしまうのです。

心筋梗塞も、医療技術の進歩により、発症後6時間以内に治療を開始できれば、約9割の人が助かるといいます。しかし、どれだけ迅速に治療が行われたとしても、心臓が受けたダメージは大きく、回復後も心不全や不整脈などの症状が表れるおそれがあります。

代表的な症状としては、息切れやむくみです。

心筋梗塞を発症するまでは難なくこなせていた動作でも、すぐに息切れしてしまうような状態に陥ることもあります。症状がひどくなると、会話をしたり、食事をすることさえつらくなることもあります。

脳梗塞も、心筋梗塞も、発症したからといって必ず命を失う病気ではありません。しかし、発症する前とまったく同じ生活に戻ることは、正直、難しいと思います。

血液と体の「あぶら」を落とすスープ

脳梗塞や心筋梗塞の原因となる悪魔のあぶらをためることは、本当に怖いということがご理解いただけたかと思います。

……とはいうものの、「悪魔のあぶら」がたまってしまいそうな食べ物とわかっていても食べたい気持ちを抑えられない。その気持ちはよくわかります。

かくいう私も大のラーメン好き。あぶらコテコテの豚骨ラーメンには目がありません。「"悪いあぶら"がたまるよなぁ」とわかってはいるものの、その魅力には抗えず……。気づいたら完食! そして、後悔の嵐といったことがよくあります。

私と同じような悩みを抱えるみなさんにも、長く続けてもらえる健康づくりに役立つ食べ物とは? 考えあぐねた結果、導き出した答えは……「いくら体によくても美味しくないとダメだ」ということです。

もちろん、食べるのが好きではない方でも、美味しくなければ続けられないはずです。「薬だと思って飲んでください」といわれたところで、本物の薬でもない食べ物をがまんして食べ続けられるわけがありません。

そして、試行錯誤を繰り返したすえに完成したのが「あぶら」を落とすスープです。

詳しい保存方法や解凍方法、スープの素を使ったアレンジレシピは紙幅の都合上、本稿ではご紹介できませんが、ここでは私の自信作の作り方をご紹介します。試した人たちが大絶賛のスープの美味しさと効果を実感してください。

「あぶら」を落とすスープの素の作り方
【材料(10食分)】
かつお粉…50g
黒すりごま…大さじ3(18g)
エキストラバージンオリーブオイル…大さじ2(24g)
りんご酢…大さじ1(15g)
粉末緑茶…大さじ2(約7.2g)
しょうゆ…70g
玉ねぎ…1個(200g)
しょうが…20g

【作り方】
① かつお粉、黒すりごま、エキストラバージンオリーブオイル、りんご酢、粉末緑茶、しょうゆをボウルに入れてよく混ぜる。
② 玉ねぎをすりおろし、さらにしょうがをすりおろす。
③ 1に2を入れてよく混ぜる。
④ 3を製氷皿に詰めて冷凍庫へ(臭い移りが気になる場合は、ラップを被せる)。

とにかく1日1杯、2週間だけでも試してみて

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