1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

「16歳下の夫」と結婚した51歳彼女の"偉大な勇気" 大学勤務時代に博士課程にいた学生さんとの意外な縁

東洋経済オンライン / 2024年7月7日 13時0分

「私は意外と真面目なところがあって、仕事に打ち込みすぎて腱鞘炎になったりすると気持ちがキュッと狭くなったり集中できなくなったりします。和之さんはそんなときに『制作を楽しめばいいんじゃないかな』と肩の力が抜けるような言葉をかけてくれるんです。土日は得意の納豆料理を作ってくれたり(笑)。しんどいときは必ず手を差し伸べてくれます」

苦しいことがあってもなんとか前向きに生きていると、仕事でもプライベートでも変化や成長のチャンスがごくたまに訪れる。ただし、それはなりふり構わずにつかみ取って数年経ってから「あれが自分にとっての好機だったんだ」と知るにすぎない。予告も気配もなくやって来る幸運の女神が一瞬だけ差し出す手は目には見えないのだ。英子さんは直感に従い、勇気を振り絞ってその手をつかんだからこそ今がある。

ランチの後、英子さんの車で山の中にある静かな作業場に行き、優しそうな仲間とその愛犬を紹介してもらった。英子さんが果敢な行動で得た喜びと安心は、和之さんだけでなく、移住先で出会った人たちにも温かく影響していると感じた。

本連載に登場してくださる、ご夫婦のうちどちらかが35歳以上で結婚した「晩婚さん」を募集しております(ご結婚5年目ぐらいまで)。事実婚や同性婚の方も歓迎いたします。お申込みはこちらのフォームよりお願いします。

大宮 冬洋:ライター

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください