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肌に良い「こすらない」摩擦レス美容の意外な盲点 ゴシゴシ洗顔NGだけでなく要注意なのは…

東洋経済オンライン / 2024年7月10日 9時0分

意外な盲点が保湿のステップ。保湿するときも無意識にこすりがちなのです。

手や指をスーッと横にすべらせたり、くるくるとマッサージしながら塗ったり。ほかにも肌の奥へ浸透させようとグイグイ押し込んだり、肌を引き締めようとペチペチたたいたり。

これらはすべて肌をこする行為です。しかも、鏡を見ずに雑に塗るので、塗り漏れまで生じます。潤うどころか、摩擦で肌をいためつけていて、みずから悩みだらけの肌にしてしまっているのです。今日からはぜひ「こすらない」保湿を。

鏡を見ながら保湿すると、肌表面が動いてシワがよったり、深く凹んだりしているのがわかると思います。

これは、まさに摩擦が起きている状態。今のコスメはよくできていて、肌にのせるだけで勝手になじみ、浸透してくれるものがほとんど。力ずくで入れ込む必要はなく、私が提案する「3秒ラップ」で、摩擦なくしっかり保湿できます。

その方法は、水分を与える「化粧水」、油分を重ねる「乳液」、フタをする「クリーム」のいずれも共通。美容液をつかう場合も同じです。

手のひらにとり、手全体に広げたら、肌にぴったりそわせるようにあてて密閉し、1、2、3と数えます。細かい部分は薬指と小指をつかえば塗り漏れもなく、全顔、うるうるに!

私が考える保湿ケアは、化粧水、乳液、クリームの3ステップ。説明書に記載されている量は最低限として、化粧水なら手全体がビショビショになるぐらいたっぷりと。また、大切なのが手つき。

肌に対して垂直にフィットさせるだけ。圧迫して押し込むのではなく、ラップのように密閉して潤いの逃げ道をふさぎ、中に入っていくしかないように仕向けるのがポイントです。

コットンは摩擦になる?

手で塗るとベトベトする、面倒臭いなどを理由にコットンをつかうのは、NGです。どうしてもコットンをすべらせてしまい、手以上の摩擦を起こす可能性が高いから。

でも、コットンならではのよさを活かして鏡を見ながらていねいにケアするなら、あり。私自身は、基本的に「コットン」派ではなく、直接触れる感覚で肌状態がわかるのもあって「手」派。とはいえ、やはりコットンを
活用するシーンもあるんです。

乾燥肌の私が、欠かさないのがコットンをつかったローションパックです。ヒタヒタに化粧水を含ませたコットンを2枚に裂いて、顔全体を覆うように3分パック。大切なのはコットンの端まで浸っていること。

さらに手をそえてフィットさせながら、上から「3秒ラップ」をくり返します。直接手で「3秒ラップ」するのが基本ですが、しっかり水分を肌に入れ込むことができるのが魅力です。乾くならコットンでのパック、ぜひ試してみてください。

「こすらない」なら何歳からでもできる

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