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「このままだと死ぬ」糖尿病の50代が改心した結果 医師に激しく怒られ涙、やっと反省し生活改善

東洋経済オンライン / 2024年7月10日 10時0分

筋肉をつけると血糖値の状態がよくなる

三浦雄一郎さんとは、お父さまの敬三さん、お子さんの豪太さんと三世代にわたりおつきあいがあります。主治医として三浦雄一郎さんのエベレスト登頂をバックアップしたことは、私にとっても貴重な経験になりました。

重りをつけてのウォーキングは、かなりハードなものですが、効率よく筋肉をつけられるので血糖値の改善にはかなり効果があります。

 実は、筋肉の量と血糖値には深い関係があります。まず、ウォーキング(運動)することで血液中の糖が消費されます。さらに、重りをつけて負荷が高まるので筋肉量がアップします。

筋肉には血糖値を調整する役割があり、筋肉の量が増えると血糖コントロールが改善されることが明らかになっています。 

逆に、筋肉の量が減ると血糖値は下がりにくくなります。血糖コントロールをよくするためには運動がとても重要な役割を担っています。(白澤卓二)

ストレッチも自己流だが始めた。

ヨガポールの上に乗ってゴロゴロしながら背筋を伸ばしたり首をぐりぐりしたり。これは気持ちがいい。

信号待ちのときも、足首をぐるぐる回したり、腰をぐるぐる回したりして、常に体を動かしている。やりすぎて、シャドーボクシングをしてしまうときもある。

ちょっとでもやることが大事

その場でピョンピョンジャンプするのもおすすめだ。部屋で一人、踊るのだ。内臓を動かすイメージでやるといい。恥ずかしいかもしれないが、羞恥心は捨ててしまおう。自由に生きたほうがいいと思う。

電車に乗っていても、軽く貧乏ゆすりをして体を動かす。これは隣の人に迷惑がかからないよう気をつけた。

縄跳びも有効だ。最初始めたときは1回も跳べなかった。それでも続けた。1週間ぐらいたって、ようやく5回くらい跳べるようになった。今では200回以上跳べる。

ジョギングも最初は10mぐらいで息が切れていた。正直、最初は3m走ったところで死ぬかと思った。

でも、今では1㎞ぐらいは走れる。もちろん、猛ダッシュで走るのではない。スロージョギングといってゆっくり走るのである。

運動は、最初は少しでいい。できる回数から始めればいいと思う。やらないよりは絶対にマシなのだ。やらないであきらめるのはもったいない。

腹筋も腕立て伏せも、最初は1回もできないかもしれない。でも半回でも1回でもいいからやろう。あきらめないことが大事なのである。継続していればできるようになるのだ。苦しいけど続けてみよう。

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