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内向的な性格の子どもは将来営業職に就けるのか コミュニケーションを必要とする仕事は除外?

東洋経済オンライン / 2024年7月17日 15時0分

さらに、市場や競合製品を分析して顧客ニーズとマッチングさせることは内向型が喜びを感じることです。

社交性を発揮して売り込むことはできなくても、顧客に喜ばれるセールスで実績を上げている内向型やHSP型はたくさんいます。内向型なら自分がファンになれる製品やサービスは何か、HSP型なら顧客にどう喜んでほしいのかを切り口に、業種や企業研究をするのがおすすめです。

顧客に直接製品やサービスを販売する営業経験を持つのは、その後の職業人生にもいい影響をもたらしますから、ぜひチャレンジしてみてほしいものです。

一方、常にお客さまと接する接客業の仕事も、外向的な人に向いていると考えられています。たしかに、テーマパークのキャストなど明るくふるまい続けることが要請される接客は、内向型は苦手ですし、HSP型には負担が大きすぎるでしょう。

でも業種や仕事内容によっては、向いている仕事もあります。

内向型の場合は、ホテルや高価格帯の製品やサービスの販売など、顧客に対して付加価値や専門知識を提供する、自分軸を大事にした接客が向いています。

HSP型は相手の不便や苦痛を解消する仕事や、細やかな接客でリピーターをつくる仕事などで強みを発揮できます。同じ接客業だとしても、どんな内容なのかに注目して仕事を選択してみるといいでしょう。

内向的な性格でもリーダーになれる

リーダーとは、知能や創造力、協調性、社交性などで優れた資質を持つ人がなるものだと考えられていました。能力の要素としては内向型・外向型のどちらにも当てはまりますが、とくに外向的な人に向いていると考えられがちです。

しかし外向的だから、あるいは優れた資質があっても優れたリーダーになるとは限らないことがわかってきました。また、変化の激しい時代を迎えて、トップダウンのリーダーシップから、誰でも必要なときにリーダー役が果たせることが求められています。

その結果、人の話をよく聞けるリーダー、部下を育てられるリーダーなどが求められるようになってきています。そこで、内向・HSP型の人も、自分の持ち味を生かしたリーダー役を担うことが期待されています。

わたしが30年あまり企業や学校で働いてきた中で、「また一緒に働けたらいいな」と感じているリーダーが2人います。思い返してみると、2人とも内向型で小さなことにも気づけるタイプの人でした。

ひとり目は、わたしが外資系飲料メーカーに勤めていたときの上司のMさん(男性)です。

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