1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

「根拠のない自信」持つ人に共通する"すごい特徴" 思考停止に陥る「3つのワナ」にはまらないコツ

東洋経済オンライン / 2024年7月17日 19時0分

うまくいっている人は、総じて自己肯定感が高く、「根拠のない自信」を持っているものです(写真:プラナ/PIXTA)

何か明確な心配ごとがあるわけでないのに「なんとなく不安な人」も多いのではないでしょうか。

「行動を変える専門家」の永谷研一さんは、「特にいま、仕事や子育てで頑張っているのに、『誰からもほめられない』『自分は何もできてない』と感じている自己肯定感の低い人は多い。そうした人こそ、心を整え、ほんの少しずつでも『前に進んでいる実感』を持つことがとても必要」と話します。

その日の「できたこと」を振り返ることで、自分を深く知り、自己肯定感を上げる科学的なメソッドを紹介する書籍『1日5分 書けば明日が変わる できたことノート』をもとに、3回にわたって解説します。

「根拠のない自信」を持つ人

うまくいっている人は、程度の差はありますが、総じて自己肯定感が高く、「根拠のない自信」を持っているものです。

【図で見る】人はうまく生きるために「純粋な心」の上にフタをし、三角形の「外に見えている自分」を使って過ごしています。

こうした人は、挑戦した経験が多いぶん、他人よりたくさん失敗もしているはずですが、失敗をしていても「この失敗は乗り越えられる」と楽観的に考えています。

では、みなさんは、「能天気な人」と「楽観的な人」の違いが何かわかりますか? 能天気な人は、深く考えていない「天然」な人ですが、楽観的な人はそうではありません。「より深く考えている」人なのです。

そして、楽観的の反対に、悲観的という言葉があります。この違いもわかりますか?

何かことにあたるとき、実は、楽観的な人も悲観的な人も、同じように「何かまずいことが起こるかもしれない」とは考えています。違いは、楽観的な人は「でも、それを乗り越えられるはずだ」と捉えているということです。

たとえば、岩場の下にいるザリガニを捕まえようとしている場面を想像してください。能天気な人は、何も考えずにとりあえず手を入れて、挟まれて痛い思いをしてしまいます。

楽観的な人というのは「手を入れたら挟まれて痛い思いをするかもしれない。挟まれないように気をつけて、そっと手を入れよう。ただ、万が一、挟まれたとしても、たいした怪我じゃないからチャレンジしてみよう」というように考えます。

一方、悲観的な人はどうかというと、「大きなザリガニがいて、挟まれた途端に指が切れて血がドバーッと出て大怪我をしたらどうしよう……」といった思考にはまってしまいます。

よりよい行動を見つけるために

これはさすがに極端な例かもしれませんが、私が言いたいのは、楽観的な人も悲観的な人も、双方ともちゃんと「リスクを考えている」ということ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください