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「批判から入る?」自分の思考パターンの見極め方 私たちが無意識に持っている7つの思考パターン

東洋経済オンライン / 2024年7月19日 18時30分

批判犬の強みは、なんと言っても「疑う思考」に長けていること。物事を多角的な視点で見ることに慣れているため、人が気づかないような論理の穴やミスなどにも気づくことができます。

●「私が常に正しい」:正義犬

常識やルール、倫理観に囚われやすいタイプ。「新人はこうあるべき」「経営者はこうあるべき」など、「べき思考」にもつながりやすいのが正義犬です。

物事を白か黒かで判断したがる特徴も持ち合わせており、「これが正しい」という軸が人よりも強いため、それ以外の考えを受けつけないというきらいがあります。

さらに、自信を持っているように見えます。

正義犬が大きい人の場合は、あえて自分の中に批判犬を連れてくるという対処法があります。「それって本当?」と自問自答していくのです。他の角度から見てみたらどうだろう、時代の流れから見てみるとどうだろうというように、あえて多角的な視点を持つように意識することが大切です。

他人と比べて自分を否定しがちな「負け犬」

●「私なんか全然ダメです」:負け犬

他人と比べて自分を否定しがちなタイプ。しかも自分より遙かにすごい人と比べる傾向があるため、ますます自分の良いところを見ることができません。

「スケート意外にうまいね」と言われて、「いやいや、浅田真央ちゃんと比べたら全然です」なんてことを平然と言ったりします。

「自分はまだまだです」というのは、一見謙虚で姿勢としては間違っていないようにも見えますが、過度になりすぎると卑屈にもなってしまいますし、自分自身に対して常に「ダメだ」と言い続けてしまいます。

その結果、積極的に新しいことにチャレンジしにくくなってしまったり、自分の殻を破ることができなくなったりします。チームを組んだときに自分だけでなくチーム全体についても「ダメだ」という思考パターンになってしまうことがあり、チームのやる気を削いでしまうことも。

ただ、負け犬は努力家タイプでもあります。「自分はダメだ」と思っているからこそ、ダメじゃないように持っていこうとするのです。

大きな負け犬を飼ってしまっている人は、比較する対象を変えることで思考パターンを変えることができます。世界的に活躍している人と比較するのではなく、3年前の自分と比較してみる。昨日の自分と比較してみる。その上で、「自分は本当にダメなの?」「できているところはない?」と、自分にプラスになることを探していくようにしましょう。

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