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「批判から入る?」自分の思考パターンの見極め方 私たちが無意識に持っている7つの思考パターン

東洋経済オンライン / 2024年7月19日 18時30分

●「太陽が東から昇るのも私のせいです」:謝り犬

すべての事象について、常に自分に責任があると思い込んでしまうタイプ。「すみません」が口癖です。

仕事であれプライベートなことであれ、人と人が揉めたときには100%どちらかが悪いというのは、かなりまれなことです。しかし、謝り犬を自分の中に飼っている人は、ほとんどのケースで100%自分が悪いと考えてしまいます。

先日、ある報道で、過労による鬱うつや精神疾患、自殺が増えているというニュースがありました。「自分さえ我慢すればいい」という考えは美徳と言われますが、行きすぎると心身が壊れてしまいます。

自責思考はトラブルが起きたとき、自分のせいにして終えてしまいます。それでは問題は解決しません。自分のせいにして思考停止をするパターンに陥らないことが大切です。

大きな謝り犬を飼っている人は、何かトラブルが起きたときに反射的に「自分のせいだ」と思ってしまいがちです。ですから、「本当に私のせいなのかな?」と疑ってみましょう。

もしかすると、仕組みを変えればミスが起こりにくくなるかもしれません。仕組みに着目する視点を持つと、より生産的に問題に向き合うことができるようになります。

心配性だからこそ準備力の高さがある「心配犬」

●「明日急に嵐が来て、電車が全部止まるかもしれない」:心配犬

過度に心配性で、未来予測が常にネガティブになってしまうのがこのタイプです。

関係が良好で、何十年単位のおつき合いができている取引先に対しても、「もしかしたら次回の契約は更新されないかもしれない」と心配します。

心配犬の強みは、準備力の高さです。最悪の事態を想定するのに慣れているため、未来を予測して計画を立てたり、備えたりすることができるのです。

楽観思考が強いと、「明日のプレゼンも何とかなるでしょ」「今までも契約を更新してくれているし、来期も更新してくれるでしょ」と考えるため、準備が不十分のまま本番を迎える可能性が高まります。しかし、心配犬は「明日のプレゼンで失敗したらどうしよう」「来期の契約が更新されなかったらどうしよう」と具体的に心配できるので、そのような事態を避けるために万全の準備をしようとします。

●「絶対にうまくいかない」:諦め犬

物事を常に破壊的に考えるタイプ。新しい企画を思いついても、「どうせうまくいかない」「どうせ上司の決裁は得られない」と、チャレンジする前からネガティブになってしまいます。諦め犬の思考パターンが強いと、否定する力が強まってしまいます。

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