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ゲレンデキラーなるか?635馬力のSUV「オクタ」 究極のランドローバー「ディフェンダー」上陸

東洋経済オンライン / 2024年7月20日 8時30分

AMGのゲレンデより高性能な635馬力のV8ツインターボ+マイルドハイブリッドを搭載するディフェンダー・オクタ(写真:ジャガー・ランドローバー・ジャパン)

ランドローバー「ディフェンダー」に、「オクタ」と名付けられた最上級モデルが追加され、2024年7月3日に発表された。

【写真で見る】「ディフェンダー・オクタ」は無骨な見た目に635馬力の超ハイパワーV8ツインターボを搭載!

日本でもメディア向けのお披露目会があり、そこでディフェンダーが高性能・高価格へと向かう理由を、本国の責任者に聞いた。

私がディフェンダー・オクタと初めて対面したのは、千葉県南房総市の“ドライビングクラブ”でのこと。ここ「イギリスか?」と思うぐらい、本国から来たランドローバーのスタッフが会場に溢れていて、技術展示も多く、意気込みを感じさせた。同様の催しを、世界6都市で行ってきたのだそう。

ダイヤモンドに由来する名を持って

オクタ(octa)とは耳慣れない言葉だけれど、ディフェンダー・オ
クタの名について、「8面体形状のダイヤモンドに由来したものです」と、担当マネージングディレクターのマーク・キャメロン氏は説明する。

8面体(octahedron)の接頭辞だという。古典ギリシヤ語とラテン語の「8」でもあり、私たちにもっとも馴染のある単語は、音楽用語のオクターブ(完全8度)かもしれない。そういえば、超高級SUVのロールス・ロイス「カリナン」も、ダイヤモンド由来の車名だと思い出した。

「地球上でもっとも硬く、もっとも人々を魅了する鉱物であり、特徴的な外観と耐久性を有する、8面体形状のダイヤモンドに由来します。この形状からインスピレーションを得たディフェンダー・オクタは、強靭さや弾力性、人目を引く魅力、希少性や価値を象徴しています」とはプレスリリースの説明。

車体はディフェンダーのファミリーだけあって、ひと目でそれとわかるけれど、大きく張り出したオーバーフェンダーなど、基本シャシーを共用するディフェンダー110とは、あきらかに一線を画している。

【写真】この見た目で600馬力オーバー!「ディフェンダー・オクタ」の超世界観

千葉の会場には、フェローグリーンというシグネチャーカラーに塗装されたディフェンダー・オクタ・エディションワンが持ちこまれており、強烈な存在感をはなっていた。車高は通常のディフェンダーより28mm高く、スタンス(車幅)は68mm広くなったと説明される。

エンジンは、これまでディフェンダーには設定のなかった4.4リッターのV型8気筒。現行ラインナップでのV8は5.0リッターだから、排気量こそ縮小しているが、ツインターボチャージャーとマイルドハイブリッドシステムをそなえ出力は上をいく。

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