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「医者が嫌いすぎる」夫を襲ったまさかの"出来事" 結婚20年の妻も驚き、彼が受診を決意したワケ

東洋経済オンライン / 2024年7月21日 7時30分

慢性副鼻腔炎を例に取ると、まず、抗菌薬の少量投与を1カ月ほど続ける。

再度、X線やCTで副鼻腔を撮影して、膿が取り除けていないとわかったら、内視鏡で副鼻腔をきれいにするなど、外科的な処置を検討する……という具合に、段階的に治療を進めていく。

さらに、誠さんのかかっている好酸球性副鼻腔炎に対しては、手術で十分な効果が得られない場合もあり、そのときは2020年3月に登場した生物学的製剤のデュピルマブという薬(皮下注射)の処方が可能となっている。
指定難病に対する薬であるため、医療費助成を受けられることがある。

(関連記事:【治らない副鼻腔炎】実は指定難病、嗅覚低下も)

「クリニックを変えてしまうと、途中まで進んでいた治療が一からやり直しになってしまいます。検査やお金、時間も無駄になってしまうのです」(菊池医師)

家族のためにも、医者嫌いは、ほどほどにしたいものだ――。

本連載では、「『これくらいの症状ならば大丈夫』と思っていたら、実は大変だった」という病気の体験談を募集しています(プライバシーには配慮いたします)。具体的なお話をお持ちの方は、こちらのフォームにお送りください。

菊池 大和:きくち総合診療クリニック

狩生 聖子:医療ライター

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