「本当の人生」にもっとも必要な夫婦関係の見直し 一度目や若い頃の結婚は「偽りの自己」が決めがち
東洋経済オンライン / 2024年7月25日 16時30分
一般的に一度目とか若いときにした結婚というのは、「偽りの自己」が選んだ相手との結婚になりがちです。
女性ならしっかり家庭を守ってくれそうとか、場合によっては政略結婚とまでいかなくても、この人と結婚したら出世の足しになるなどという計算で結婚する人もいるでしょう。
あるいは、ルックスがいいから結婚するという場合もあるでしょうが、この場合、連れて歩くとカッコいいとかいう世間体を意識していることもあります。
男性なら3高の人がいいということになるのでしょうが、これも生活の安定とか、やはり世間の目を気にしてということが得てして背景にあるようです。
あるいは、親が喜ぶとか、上司が勧めるというのもあるでしょう。つまり、気が合うとか、一緒にいて楽しいとかいう理由だけで選ぶというケースは決して多くないのかもしれません。
実は、恋愛というのは、大人になってから本当の自分に戻る数少ないチャンスです。理性がぶっ飛び、熱情で突っ走ることがままあります。昔からある駆け落ちなどというのはその典型でしょう。
それが時間の経過で冷めることもあり得るわけですが、このような形で本当の自分が選んだパートナーなら、その後もラブラブということもままあるような気がします。
ところが、このような熱に浮かされたような恋愛は往々にして、周囲が認めてくれないことがあります。古い話なら家柄が違うとか言われたり、相手の学歴が低いことが問題になったり、女性のほうが年上とか、片方が初婚なのに、もう片方が再婚で子連れとか、相手の過去に悪い噂があるとか、世間の「常識」的な結婚相手と違うと、いろいろと邪魔が入るものです。
逆に高学歴な女性や仕事ができる女性を嫌がる親もいます。こういう際に、親なり周囲なりの言うことを受け入れて、常識的な結婚をするのが、「大人」と言われたりするわけです。
仮にそうでなくても、若い頃の結婚というのは、人間が未成熟だったり、社会的な価値観を周囲に言われなくてもつい意識してしまうものなので、相手と本当に気が合うかとか本当の自分にとって相性がいいかなどは二の次にされがちです。
つまり、一度目の結婚、若い頃の結婚というのは、「偽りの自己」が選ぶという要素が強くなりがちなものなのです。
「つかずはなれず婚」や別居も選択肢の一つ
ところが、会社とか、組織とか世間的な枠組みからはずれ、なおかつ四六時中、夫婦で一緒にいる機会が増えてくると、そういう本当の自分が求めるもののほうがはるかに大切になってきます。
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