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水ダウでも話題の「ひょうろく」私が見た彼の素顔 キャラ違いは本当?仲間たちから愛される理由

東洋経済オンライン / 2024年7月25日 12時0分

YouTubeやTV、さまざまなメディアで話題のひょうろく(写真:ひょうろく公式YouTube『もち、ひょうろく』より引用)

ピン芸人・ひょうろくの活躍が著しい。今月だけでもサントリー「NEW!伊右衛門」のCM、『ダウンタウンDX』(読売テレビ・日本テレビ系)に登場し、脇役ながらドラマ『そんな家族なら捨てちゃえば?』(カンテレ)の出演を予定するなど多方面で活躍しているのだ。

【写真で見る】水ダウやさらば青春の光のYouTubeで大活躍のひょうろく

水曜日のダウンタウンで大活躍

とくに5月8日の放送回から3週連続で『水曜日のダウンタウン』(TBS系)のドッキリ企画に出演した折には強烈なインパクトを残した。

1週目は、注文したパスタに耳の遠い年配の女性店員がひたすらチーズを削り、大きな声で「ストップ」と言えないままありえないほどの山盛りとなって困惑する姿が印象深い。

続く2週目は、徐々に犯罪の匂いが強まっていく運び屋の高額報酬バイトに引っ掛かり、アルコール漬けの臓器(実際には豚のハツ)を目にした途端から挙動不審な動きを始めるというもの。ネタバラシされた瞬間、赤子のように泣き出して視聴者を笑わせた。

最後は、お見送り芸人しんいちへの逆ドッキリ。表向きは「心霊スポットを訪問すると、ひょうろくの母親が登場するドッキリ」だが、実際には「異常に怖がってスタート地点から先に進まないひょうろくに、しんいちは観念してネタバラシをしてしまうのか」という企画だ。ロケ後半にひょうろくがオシッコを漏らす姿は、役者顔負けの圧巻のシーンだった。

同番組に初出演したのは、2022年3月23日の放送回。「リアルに『へぇ』と言わせるの難しい説」を検証するにあたり、さらば青春の光・森田哲矢がターゲットとして呼び出したのがひょうろくだった。

森田が次々に嘘の芸能界ゴシップを繰り出すと、予想通りひょうろくはなかなか「へぇ」と言わない。タイムアップを迎え、番組側がネタバラシをした瞬間に「へぇ」と言ってしまう、その天然ぶりに独特の愛嬌があった。

以降、謎多きピン芸人はメディア露出をみるみる増加させた。彼は、どこからきてどうやって脚光を浴びるようになったのだろうか。

サラリーマンだったひょうろく

ひょうろくは鹿児島出身。中学時代はバレーボール選手として活躍し、スポーツ推薦で鹿児島工業高等専門学校に進学した。ここで同級生であり、元相方の橋口ひとしと出会っている。

卒業後は千葉にある建築系の会社に就職。設計部門に配属されたがまったくついていけず、2年ほど「悩んでるふりをしていた」という。3年目に営業部長から声を掛けられ福岡の営業所へと移ると、ここでも請求書の金額をたびたび間違えた。当然のごとく取引先から怒号が飛ぶものの、その後に「めちゃくちゃ仲良くなる」というのだから不思議だ。

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