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「原爆のキノコ雲が高校の校章」町の住民が許す訳 映画「RICHLAND」で描かれる米国の町の光景

東洋経済オンライン / 2024年7月26日 14時0分

後半には広島出身のアーティスト、川野ゆきよさんが登場し、果敢にも町の人との対話を試みる。そして原爆を表した作品の強烈なイメージで映画は幕を閉じる。

矛盾を抱えて生きる人への理解が深まる

――映画を完成させて何かわかったことがあれば教えてください。

1つは、アメリカの保守的な考えを持つ労働者階級の人々に対して、最初より複雑な気持ちを持って共感できるようになりました。

危険とわかっていながら働くこと、仕事への誇り、故郷への愛着、そういう矛盾を抱えながら生きている人たちに対する理解が深まったと思います。

――この映画が日本で上映されることについてはどう思いますか?

リッチランドと日本の人には絶対に観てほしいと思っていました。日本で上映できて幸せですし、どんな反応をしてくれるのか、話を聞きたい思いでいっぱいです。これから広島の原爆ドームなどに行く予定です。重要な旅になると思っています。

仲宇佐 ゆり:フリーライター

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