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出張をスマートに、「スーツケース」選び方の正解 短期出張で活躍「機内持ち込み用」がトレンド

東洋経済オンライン / 2024年7月28日 9時0分

コロナ禍を経て出張が解禁となり、スーツケースを求める人が増えている。トレンドの主流は、機内持ち込みサイズだ(写真:左からBERMAS、TUMI、LEGEND WALKER提供)

コロナ禍が収束し、出張が解禁となった企業が多い中、出張用のスーツケースを求める人が増えている。

【写真】取り外し可能な蛇腹式ディバイダーが付属するスーツケースは収納に便利(写真:TUMI提供)

円安の影響により海外出張のハードルが上がっている今、主にニーズが高まっているのは、国内の短期出張で活躍する機内持ち込みサイズだ。

しかし、いざ手に入れようと思うと、機能やデザインが細かく異なり、迷ってしまうのではないだろうか。スマートな出張をかなえるために、まずは失敗しないスーツケース選びのポイントを押さえよう。

注目したい「キャスター」や「フロントオープン」

基本となるのが、容量とサイズ。短期出張で、かつ現代のビジネスパーソンにとって欠かせないガジェット類を入れるとなると、機内持ち込みが前提だ。また、新幹線移動の際にも大型荷物用スペースは確保しにくいことを想定し、足元や頭上棚に置くことができる小型サイズが便利だろう。

これらの条件をクリアするには、国内線の機内持ち込み規定サイズ(3辺の和が115センチメートル以内)を選んでおくと間違いない。また、1~2泊分の荷物を過不足なく詰めるには、30リットル台の容量が適度だ。

【写真】機能性抜群のものからおしゃれなデザイン、管理職向けのラグジュアリーなものまで、優秀なスーツケースを厳選

スーツケースの要ともいえるキャスターも重要なポイントとなる。方向転換や急な動きの際には、2輪より4輪のほうが取り回しがしやすい。さらに、1輪に2つのホイールが付いたWキャスターのほうが、より安定した走行が可能だ。また、早朝や深夜の移動に備え、静音仕様であればありがたい。これらの性能について、各メーカーにどのようなこだわりがあるのかをチェックすることをお勧めする。

また、移動が多い出張シーンに不可欠なのが、電車内などでキャスターが勝手に転がらないようロックできるキャスターストッパー。この機能があれば、新幹線でトイレに行く際や、離れたスペースにスーツケースを置いておく際もほかの乗客に迷惑がかからないため安心だ。

PCや資料を素早く出し入れしたり、駅でお土産を購入したりすることの多い出張ユースには、両面にのみ開くタイプよりも、立てたまま出し入れできるフロントオープンが圧倒的に便利。さらに、フロントがフルオープンできてメイン収納にも直にアクセスできるタイプであれば、狭いホテルの部屋でもパッキング時に省スペースとなる。

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