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「ベジファースト」やせない人が犯しがちなミス サラダは逆に「太る原因」にもなりかねない

東洋経済オンライン / 2024年7月28日 18時0分

ダイエットに効果的な「食べ方」を紹介します(写真:msv/PIXTA)

ダイエットでは、「食べる量を減らす」「甘いものや脂っこいものを避ける」「断食する」など、口にするものをとにかく減らすというほうに向かいがちですが、続かなければ意味がありません。

ですが、ダイエットコンサルタントのElly氏によれば、実は食事によるダイエットは「食べるもの」「食べる量」だけでなく、「食べ方」を工夫するだけでも効果が期待できるそうです。Elly氏流のダイエットに向いた食べ方とは。

※本稿は、Elly氏の著書『自然やせ力 運動オタクが運動やめたらー10kg! やせ細胞を120%呼び覚ます養生』から、一部を抜粋・編集してお届けします。

定番「野菜(ベジ)ファースト」の意外な欠点

一般的なダイエットでは「野菜」を最初に食べることが推奨されますが、さらに効果を上げるなら「汁物ファースト」が最適。

【イラスト】「ベジファースト」より効果がある「汁ファースト」

野菜ファーストによる意外な弊害をご説明します。サラダや和食のおひたしなどは、最初に食べると胃を冷やしやすく、味付けに糖質や酸化した脂質が多く含まれているので、老廃物がたまり太る原因になるのです。

汁物でも、ポタージュやクリーミーなスープは同様のリスクがあるため、味噌汁がお勧め。胃が温まり消化が活発になる上、満腹感や満足感が得られ、食欲が落ち着くからです。

消化に負担をかけないように、肉ではなく野菜の味噌汁が理想的。インスタント味噌汁でも構いません。

そこで食事には、汁物(シンプルな味噌汁がベスト)を用意し、最初に5口以上食べてからおかずを食べるようにしてください。身体が温かくなることで胃腸が活発に働き、水分がお腹にたまって食欲が抑えられ、血糖値の上昇がゆるやかになるのです。

※外部配信先ではイラストを全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください

覚えておきたい「2つのルール」

レストランの氷水は飲まない

食べ物は、胃と同じ温度まで温められてから消化が始まります。氷水を飲むと、消化のために胃を温めるという現象が起きるのですが、胃が熱くなりすぎてしまうことも。すると今度は、胃は脂肪をまとうことで温度を下げようとします。その結果、内臓脂肪が増えてしまうのです。胃はそもそも、水の消化が苦手でもあります。

しかも冷水を飲むと、肉や脂っこいものの食欲が増え、その脂が固まると「血液ドロドロ」「脂肪細胞の肥大化」につながります。冷水は、老廃物をためる「負のループ」の入り口なのです。週2日間ほど、楽しむ食事として冷水を摂る程度なら構いませんが、普段の食事では冷水は控えるようにしてください。

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