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「ベジファースト」やせない人が犯しがちなミス サラダは逆に「太る原因」にもなりかねない

東洋経済オンライン / 2024年7月28日 18時0分

どうしても冷たい飲み物がほしい時は、1口につき5秒ほど噛むように口をモゴモゴとさせて、唾液の分泌を促してから飲み込んでください。唾液によって消化機能は向上し、飲み物の温度は上がるので、そのまま飲むよりも胃に負担を掛けずに済みます。

飲み会や食事会で、ビールや冷たいお酒を飲んでしまったら、翌日は、空腹時間を増やしましょう。胃が休まり、炎症がおさまりやすくなります。空腹時間は長めの14〜16時間が目安です。

毎日少量よりも、食べる日と食べない日を設けるほうがいい

甘いものや脂っこいものは、ダイエットのために毎日少量ずつに減らしても、摂取の頻度が高いと依存性が持続してしまいます。この依存症をリセットするには、「2~3日連続」で摂取を控えるのが大事。それだけ経てば、依存症も消えやすくなります。

食事の自制心も「ルール」の有無で変わるのです。食べたいものは次の日を「ハレの日」として、そこに回すというルールを設定しておけば、ずっと我慢をしなくても済みます。それが「小さな成功体験」となり、自己効力感(できる!)を感じることにつながります。一方で甘いものや脂っこいものを控える日は「ケの日」と呼ぶことにします。

また「ハレの日」の翌日よりも「ケの日」の翌日の体調のほうが快調だと感じることができれば、ダイエットへの意欲はいっそう高まるはず。ケの日の食事が「地味でつまらない」とだんだん思わなくなり、むしろ「やせる方へ向かってる! 体調もいいし」というように、前向きな気持ちにもなりますよ。

お昼はガマンできたのに、夜に暴食の本当の理由

仕事帰りにスーパーやコンビニへ行く場合は、判断力が低下していることを前提として考えましょう。心理学では、判断力は意志力と同じだとされています。「脳の糖質量」が減ると自制心が低くなります。

昼食で血糖値が高くなるものを食べると、夕方には「低血糖」を起こし「判断力」が低下します。夕方の買い物は、淡々と必要なものだけを買うようにしましょう。あらかじめ「買い物リスト」をスマホのメモ機能に入れておくと便利です。誘惑がある売り場に一定時間滞在すると、「買う理由」を脳が探し出そうとするので、気づいてから「5秒以内」に立ち去るルールを決めるといいでしょう。

消化器官(胃・肝臓・膵臓)だけで、内臓代謝=基礎代謝の4割以上を担っています。食べ物が口に入り、胃から消化されるまで最低8〜10時間。腸で吸収、肝臓で解毒されるまで約12時間。これだけ長時間の活動をしているのです。

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