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アプリで女性30人に会った彼が相談所で語った事 仲人が解説「婚活サービスで成婚できるコツ」

東洋経済オンライン / 2024年8月1日 10時0分

マッチングアプリを経験した彼が結婚相談所で語ったこととは(写真:Ushico/PIXTA)

マッチングアプリ、結婚相談所、婚活パーティなどの婚活サービスを利用する人は、年々増えている。2020年に結婚した人のうち婚活サービスを利用した人の割合は16.5%で、2000年の1.4%から比べると12倍になっている(リクルートブライダル総研調べ)。

仲人として婚活現場に関わる筆者が、婚活者に焦点を当てて、苦労や成功体験をリアルな声とともにお届けていく連載。今回は、婚活サービスをうまく使いこなすにはどうしたらいいのかを、考えてみよう。

人気のマッチングアプリに潜むワナ

婚活サービスは大きく分けると、マッチングアプリと結婚相談所がある。それぞれによい点と悪い点があるので、今回はそれを一緒に見ていこう。

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近年急激に人気になっているのが、マッチングアプリだ。スマホやパソコンから免許証などの身分証明書の画像を送れば誰でも登録できるし、身分証明書などを提示しなくても登録できるアプリもある。費用も無料、かかっても数千円程度なので、安価だ。

マッチングアプリで1年活動したがうまくいかなくて、先日筆者の結婚相談所に面会にやってきたたつお(37歳、仮名)が言った。

「30人くらいに会いましたが、そのなかには恋愛や結婚が目的ではない人もいました。そういう人はリアルで会うと、最初はお互いの自己紹介をして趣味などの話をしてくるのだけれど、話の後半から内容が変わってくるんです。怪しい副業や投資話を持ちかけてきたりしました」

こうした女性たちの特徴は、「自分はそれを始めたことで、将来の夢が広がった。私にその仕事のやり方を教えてくれたすごい人がいる。その人の下につくとこれからの人生が変わる。会ってみない?」と、仲間に会わせようとしたという。

教えた通りにやれば回収できる

たつおは初めて誘われたとき、女性が好みのタイプだったので、嫌われたくないという気持ちも働いて、 “紹介する”という上の人に会った。

「“必ず儲かる”という副業の話をしてきました。最初に50万円くらいのまとまったお金がかかる。『そんなお金はない』というと、消費者金融での借りるよう勧めてきたし、『教えた通りにやれば、すぐに回収できる』とも言われました。僕もバカじゃないんで、キッパリと断って帰ってきましたけど」

こうした怪しい副業、投資話への勧誘は一定程度あり、ネット検索をすると被害に遭った人たちの声が多数の記事となっている。

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