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アプリで女性30人に会った彼が相談所で語った事 仲人が解説「婚活サービスで成婚できるコツ」

東洋経済オンライン / 2024年8月1日 10時0分

そんなとき、目先を変えて、年上のりえこと見合いをしてみた。

「りえこさんは、会話もうまくリードしてくれて、緊張しないで話すことができました。たくさん笑う明るい人だし、最初は“年上はどうかな”と思っていたけれど、僕のような恋愛初心者には、ある程度恋愛経験のある年上が合っているというのがわかりました」

これは3年前の話で、結婚後2人は女の子を授かり、現在第2子を妊娠していると、先日連絡が来ていた。

結婚相談所は恋人を探す場所ではなく、結婚相手を探す場所なので、相性が合う相手に出会えたら、その先には結婚が待っている。ただ、利点ばかりではない。

先述したが、恋愛初心者や、恋愛が不得手、人とのコミュニケーションが不得手という人は苦戦する。また親などに無理やり入会させられた人は、活動が熱心ではない。仕事が忙しくなると、交際を放り出してしまう人もいる。デートの約束を取り付けたり、連絡を返信したりすることにスピード感がない人も一部いる。

さらに、結婚相談所の場合、出会いから成婚まで3カ月から6カ月と、期間が短い。ゆえに関係性が深まっておらず、成婚退会しても、その後結婚への気持ちのすり合わせをしていくうちにズレが生じて、関係性が壊れてしまい、婚約破棄になることもある。

また結婚は、当人同士だけの問題ではなく、親も関係してくることが多い。両家の親同士がもめて、破談になることもある。

親同士がもめて破談になるケース

ひとりっ子だったみゆき(34歳、仮名)は、とおる(36歳、仮名)との結婚を決めた。とおるがみゆきの両親にあいさつに行くと、大歓迎を受けたのだが、帰りがけにみゆきの母から言われた。

「無理強いはしないのだけれど、こちらの姓を名乗ってくれませんか?」

それを聞いたとき、とおるはさして大きな問題だとは感じなかった。次男だったので、長男が自分の家の姓を継げばいいと思ったからだ。ところが、それを知ったとおるの父親が激怒した。

「向こうの家は何を考えているんだ。冗談じゃない。ウチを軽く見ている!」

そうして2人の親同士がもめ出した。父の激怒している様子に、とおるの結婚への気持ちもだんだんと後ろ向きになっていった。そして、破談となった。

そのほかにも、女性側の親は「結納式をきちんとやりたい」、男性側の親は「今時、結納式なんてやるカップルはいない」と、親同士がもめて破談になったケースもある。

以下に、結婚相談所での結婚するための注意すべき5つのポイントをまとめた。

① 相性が合う相手に出会うまで、あきらめずに見合いをする
② 理想を追うより、自分が結婚できる相手はどんなタイプなのかを冷静に分析する
③ 顔の美醜や身長の高低よりも、何より大切なのは清潔感
④ デートの間隔が空く、LINEやメールの返信が遅い人との結婚はないと思え
⑤ 相手が親とどんな関係を築いているかをチェックしておく

最後に、どんな方法で婚活しようとも、結婚に大切なのは“決断”と“覚悟”であることを記しておく。

鎌田 れい:仲人・ライター

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