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「時間にルーズな人」ほど数字に弱すぎる納得の訳 ダメ社員共通、仕事を時間で考える経験の不足

東洋経済オンライン / 2024年8月1日 10時0分

「量で考えることで仕事がうまくいく」という感覚を掴む

ようやくそのほかの量的概念にも関心を持てる

いわゆる「数字に強い人」に近づく

成果を出せる

こうしていわゆる「仕事がデキるビジネスパーソン」が完成します。私は研修の冒頭で、時間に関する意識づけと行動変容を促すようにしています。その理由は、先ほどご紹介したメカニズムの「上流」を変えないことには「下流」も変わらないからです。

私は、よく研修の参加者に「10分でまとめて」「1分以内で話して」などと時間を頻繁に指定します。表面的にはあまり意味のない行為に思われるかもしれませんが、実は深いところで非常に重要な狙いがあります。

繰り返しですが、「時間」に敏感になれないビジネスパーソンが、仕事を定量的に捉えること、つまり数字に強くなろうなど到底無理です。

「時間にはルーズです。時間を意識したことはあまりありません。でも仕事で数字には強くなりたいです」ということであれば、極めて矛盾しているということになります。

これだけ多くのビジネスパーソンが「タイパ」という言葉を好む現代。もし生産性を上げたいなら、まずは「上流」から着手するようにお願いします。そしてもし数字に強い人材・組織に変えたい(変わりたい)と思われるなら、まずは時間に敏感な人材・組織に変わることからスタートしてください。必ず成果になって表れます。

深沢 真太郎:BMコンサルティング代表取締役、ビジネス数学教育家

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