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【衝撃事実】「巨大隕石の地球衝突」は必ず起こる 人類が確実に逃げ切る「5つの秘策」とは?

東洋経済オンライン / 2024年8月2日 10時0分

2019年には、なんと直径130メートルもの巨大な小惑星が地球をニアミスしていたなんていうケースもあります。じつはこのとき、前日まで誰も気づいていませんでした……。

では、危険な天体はどれくらいの確率で地球にやってくるのでしょうか。観測データから算出される頻度は、次のようになっています。

【地球への天体の衝突頻度】

直径1メートル級    10日に1度くらい
直径10メートル級   数十年〜100年に1度くらい
直径50メートル級   1000年に1度くらい
直径10キロメートル級 1億年に1度くらい

このように、小さな天体ほど高い頻度でやってきます。

しかし、たいていは海に落ちるか、地上に落下するとしても人が住んでいない場所がほとんどです。

既出のロシアでけが人を出した、直径10メートル級の天体衝突は、数十年から100年に1度くらい。

6600万年前に恐竜を絶滅に追いやったきっかけは、直径約10キロメートルの巨大天体の衝突でした。

こうした大量絶滅を引き起こすような巨大天体の衝突は1億年に1度くらいの頻度だと考えられています。

巨大隕石VS人類 「5つの秘策」とは?

では、もし危険な天体が地球にやってくるとわかったら、どうすればいいのでしょうか? 

いまのところ、5つの策があります。

【1】核爆弾で破壊する
【2】宇宙船をぶつける
【3】宇宙船を横づけする
【4】帆をつける
【5】地球から逃げる

【1】から【4】までは、NASAも参加する「地球防衛会議」で実際に検討されている話です。実際には、どれくらいの大きさの小惑星がやってくるのか、ぶつかるまでどれくらいの期間があるのかによって、取れる対策は変わってきます。

具体的には次のようなことが検討されています。

【1】 核爆弾で破壊する

1つめの対策は、核爆弾を使って天体を破壊するというものです。

核爆弾を積んだロケットを打ち上げてそのまま天体に命中させるか、映画『アルマゲドン』のように宇宙飛行士が核爆弾を天体表面に埋め込んで起爆させるかどちらかです。

ただ、この方法には大きな問題があります。

危険な天体が地球に近づきすぎていると、バラバラに破壊しても、その破片が世界各地に落下して被害の場所が多くなることが懸念されるからです。

また、いくら地球のためとはいえ、核爆弾を使うのは危険極まりないこと。そんな危険な核爆弾を積んだロケットを、どの国が打ち上げるのか?

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