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堀江貴文「一点突破」で始める英語習得のプロセス まんべんなく「お勉強」しても身につかない

東洋経済オンライン / 2024年8月3日 17時0分

没頭は人を決して立ち止まらせない。常に人を前へ前へと押し出し、新しい体験をつかませようとする。あらゆるイノベーションを生み出すのは、「お勉強」ではなく「学び」だ。夢中になっているからこそ、人は一日中それについて思考を巡らし、失敗を恐れずに試行錯誤を重ね、努力や苦労の過程さえ楽しむことができるのだ。

万有引力の法則を発見したニュートンも、現代物理学の父アインシュタインも、自分の抱いた疑問の検証に寝食を忘れるほど没頭し、そこでの発見を後世に残したからこそ、現代の学問の体系は成熟した。彼らは「お勉強」をしていたのではない。ただ目の前のことにのめりこんでいただけだ。

ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズも同じだろう。心の赴くままに「学び」続け、道なき道を突き進んだ結果、偉業を成し遂げることができた。

この没頭する力こそが、人間の力を最大限に発揮する重要な要素なのだ。今、僕らが目にする英語の教科書やワークブックは、全て誰かの没頭の副産物にすぎない。それらを漫然となぞるお行儀のいい「お勉強」の中に、学びの本質は存在しない。

英語はコミュニケーションのツールだ。もしあなたが中学や高校での「お勉強」で英語の基礎を押さえているのなら、またそれを繰り返したところで没頭できやしない。まだ経験したことのない「英語の学び」をあなたは見つけ、それに没頭すべきなのだ。

POINT:「学び」とは没頭することである。

まずは1つのことにとことんハマれ

没頭、それは興味の赴くままに好きなことにハマることだ。英語であれば、例えば、発音にハマったり、文法にハマったりすることだ。

学説的には「バランスよく」学ぶことが良いとされている。でも、「バランスよく」なんて面白くないからハマれない。発音がやりたいのに、やりたくない英単語の勉強をするとなると、100%だった情熱が一気に50%くらいに激減するだろう。

それでは楽しくないし、興味が薄れて学ぶこと自体をやめてしまう。

英単語など気にせず、とことん発音だけにハマればいいのだ。そのほうがバランスよく勉強するより、はるかに英単語も身についていく。

発音を学ぶ過程で、さまざまな英語表現や英単語がセットで頭に入ってくる。発音を何時間もかけて勉強したけど、英語表現や英単語をまったく覚えていない、なんてことはありえないからだ。

ましてや、同じ時間でバランスよく学んだ人より、発音にフォーカスした人のほうが突き抜けた英語能力を身につけているにちがいない。

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