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「ベンツ」ベースのキャンピングカー導入の真相 日本初上陸となるドイツ「ウェンズバーグ」

東洋経済オンライン / 2024年8月3日 9時30分

ドイツのウェンズバーグ社製のキャンピングカー「ケアコンパクト スイートMB640MEG」(筆者撮影)

キャンピングカー文化の本場である欧州のプレミアム・ブランド、ドイツの「ウェンズバーグ(WEINSBERG)」が日本初上陸し、最新モデル「ケアコンパクト スイートMB640MEG(正式名称Cara Compact Suite MB640MEG EDITION【PEPPER】)」がお披露目された。

【写真で見る】「ベンツ」をベースにした輸入キャンピングカー「ケアコンパクト スイートMB640MEG」の内外装をチェック

ベースはベンツ商用バン「スプリンター」

国産キャンピングカー・メーカーのトイファクトリーが手がける輸入車ディーラー店「ユーロトイ相模原」に展示されたこのモデルは、メルセデス・ベンツの商用バン「スプリンター」をベースとしていることが大きな特徴だ。従来、メルセデス・ベンツの車両をベースとした欧州製キャンピングカーには、ドイツの「ハイマー(HYMER)」などのモデルが有名で、2000万円台や3000万円台の高級機種もある。

一方、ケアコンパクト スイートMB640MEGは、国産の高級キャンピングカー並みといえる1700万円台の価格帯。しかもシックな色使いも多い欧州製モデルにしては、内外装がとてもカラフルだ。ホワイトのボディには、オレンジなどのグラフィックを加味。また、内装も、明るい木目調の家具類やホワイトの壁などにより、アットホームな雰囲気を演出。比較的リーズナブルな価格とポップなイメージなどにより、主に若い世代のファミリー層をターゲットにするという。

【写真】あの「ベンツ」をベースにした輸入キャンピングカー「ケアコンパクト スイートMB640MEG」の内外装をチェックする(86枚)

ここでは、そんな日本市場初お目見えのケアコンパクト スイートMB640MEGについて、その商品性や魅力などを探ってみる。

ウェンズバーグとは

ウェンズバーグは、1969年に誕生したドイツ「クナウス(KNAUS)」グループ傘下のキャンピングカー・ブランドだ。クナウスは、1960年から操業を続ける老舗メーカーで、年間2万台以上ものキャンピングカーやトレーラーを製造する実績を持つ。現在、欧州の三大キャンピングカーグループのひとつに数えられるほど、現地ではメジャーなメーカーだ。中でも、ウェンズバーグは、ドイツが誇る革新性や高い品質に、現代的なデザインを組み合わせた新しい発想のキャンピングカーを作ることで知られる。今回、初お披露目されたケアコンパクト スイートMB640MEGも、そんな同ブランドの伝統を継承したモデルだといえる。

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