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「暑い!」猛暑を回避する"旅行術"を考えてみた 交通機関の利用法、時間の使い方、グッズなど

東洋経済オンライン / 2024年8月3日 14時0分

「とにかく暑い」とき、快適に旅ができる工夫やアイデアはあるでしょうか(写真:Hakase / PIXTA)

全国で猛暑が続いている。これは今年に限った話ではなく、これからも毎年夏になれば、多少の差はあっても猛烈な暑さに巻き込まれることは不可避だろう。

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家から出ない、という選択肢ももちろんある。だが、猛暑であってもそれをある程度回避する術はある。そこで猛暑に打ち勝つための旅行術を考えてみたい。

旅は「自分の行きたいところを目指す」のが本来あるべき姿だろう。だが、日中の気温が体温をも上回る状況では、その考え方を変える必要もあるだろう。

気温が低いのは奥日光

猛暑を避ける旅、として誰もが考えるのが、北海道や高原など、気温の低いところに行くということだ。

だが気象庁が7月25日に発表した北海道地方の「向こう1か月の天候の見通し(07/27~08/26)」によると、「暖かい空気に覆われやすいため、向こう1か月の気温は高い」「特に北海道太平洋側では、期間の前半は気温がかなり高くなる見込み」という。

7月末の札幌は最高気温が25℃台の日もあったようだが、8月は再び厳しい暑さに見舞われる予想となっている。北海道といえども、熱中症には気をつけなければいけない。

では首都圏から比較的近い避暑地についてはどうだろう。

気象庁のデータで、2023年8月の東京での日最高気温の平均は34.3℃だったが、奥日光(栃木県)は24.7℃と10℃近い差がある。ほかにも草津(群馬県)は25.6℃、田代(群馬県)25.9℃、野辺山(長野県)26.3℃、菅平(長野県)27.1℃と、いずれも30℃には届いていないだけ涼しく感じられるかもしれない。

気温だけでなく、アクセスも重要視するなら、東京駅から北陸新幹線なら1時間強で到着できる軽井沢の優位性は揺るがない。

なお、2024年8月30日から9月12日までの14日間限定だが、北陸新幹線「あさま」の普通車指定席をえきねっとの「トクだ値スペシャル21」で予約した場合、東京駅から軽井沢駅まで50%引きで2910円となる。

ただし、このきっぷは販売数が少なく、出発30日前の午前10時と同時に売り切れてしまう。この激戦をくぐり抜ければ、格安で軽井沢への避暑旅を楽しめるだろう。

涼しいのは山だけではない。海沿いも、気化熱やヒートアイランド現象の影響を受けないことなどから、気温がやや低くなる傾向がある。また南国の沖縄県も、夏のピーク時は首都圏や関西などより涼しいことが少なくない。

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