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自己流だと危険?痛みを防ぐ「宅トレ」のやり方 「短時間で高い効果」は夢物語、一歩ずつが肝要

東洋経済オンライン / 2024年8月4日 9時0分

「引っかかり感やつまり感というのは、膝や足首、股関節を曲げるときの曲がりにくさや動きの悪さといった違和感です。関節がきれいに動いていない状態でトレーニングを続けると悪いフォームでクセ付けされてしまい、関節を痛めることにつながってしまいます」

運動を続けるために「やり方を変える」ことも大切

痛みがあるけれど大好きなダンスを続けたい、健康診断で運動不足だと言われたから膝が痛くてもトレーニングを続けなければ、という人もいるだろう。こういった場合でも、トレーニングを継続する方法はあるのだろうか。

「膝に体重がかかることによって引き起こされる痛みの場合は、体重がかかる量を減らせばいい。例えば、ウォーキングではなく自転車を漕ぐ、あるいはフィットネスバイクを使った運動に切り替える。健康増進が目的なら、膝に負担がかからないプールでのトレーニングも効果的です。

ダンスの場合は、痛みが出るのがいつなのかによって対応できる場合もあります。もし2時間やると痛みが出るといった場合はやりすぎなので時間を半分にする。残りの1時間は、ダンスに必要な動きのなかで痛みが出ない部分の筋力アップトレーニングなどに切り替えるといいでしょう」

10〜20代の若い頃にスポーツをやっていた人は当時の記憶があるので、ついやりすぎることがある。10年以上ブランクがある人こそ、まずはストレッチをしながら自分の今の身体の状態を観察することから始めたい。

健康増進のためのトレーニングで身体を痛めたら本末転倒。ケガのリスクを減らしトレーニングや好きな運動を続けるには、やりすぎに注意してムリをしないことが肝要だ。

中原 美絵子:フリーライター

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