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ひろゆき「仕事にやりがいを求めるのは日本だけ」 ナミビアで出会った家族への意外な行動とは?

東洋経済オンライン / 2024年8月4日 16時0分

ワニ園のガイドと会話を交わすひろゆき(写真:大和書房提供)

世界を旅するABEMAの人気バラエティ「世界の果てに、ひろゆき置いてきた」は、2023年に配信されたひろゆき氏と東出昌大氏がアフリカ4か国を旅する番組。バックパックを背負い、英語を駆使して路線バスで旅をする2人の姿を通して、「幸せ」と「お金」、「生命」と「食事」、「教育」と「貧困」など、さまざまな視点で世界を見直すきっかけになったという人は多いだろう。

現在、『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』という続編(南米バックパック旅)も配信中だが、ここではアフリカの旅の後にロングインタビューしてまとめた書籍『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』より、一部抜粋して、新しい幸福論を紹介する。

「やりがい」を求める日本の職業観は特殊

ひろゆきのナミビア旅3日目は朝からワニ園へ。将来、カバンか靴か、なんらかの革製品になるであろう約4500匹のワニが見られる場所だが、ひろゆきにはガイドの言葉が印象に残ったようだ。

【写真】視聴者も驚いたひろゆきらしからぬ行動?

「番組ではカットされちゃってたんですけど、ガイドの人が何十年もワニの世話をしている人なんです。それを聞いた豊川Dが、ガイドのおじさんにインタビューして、ワニのことがどれくらい好きかと聞いたんですよ。そうしたら、おじさんが『いやいや、ワニとか好きじゃないから!』みたいな感じで(笑)。『この仕事は金がいいからやってる。これをやらなければ、もっと安い仕事をやる羽目になるんだ』と。これは正しいな、と」

つまり、ナミビアでは仕事の内容ではなく、「金が稼げるかどうか」が職業選択の肝なのだ。職業意識が日本とはまるで違う。

「仕事に“やりがい”はいらないんです。そんなことに価値を置くのは日本だけ。海外は『やりがいより金』なんですよね。もちろん、海外の人にもやりたいことはあります。けれど、日本人みたいにやりたいことを仕事の中で実現しようとはしない。

『仕事を通してやりたいことは何ですか?』って日本の会社がよく入社面接で聞きますけど、他の国なら『金儲け!』で終わりですよね」とひろゆきは笑う。日本の職業観が特殊なのだとしたら、これから違う働き方を見つけるヒントは海外にあるのかもしれない。

ナミビアの「仕事」と「教育」

ひろゆきのナミビア旅のハイライトは、チャロとの出会いだろう。次の国へ向かうための中継地となる都市、グルートフォンテインに向かう車を探すひろゆき&豊川Dと、タクシー乗り場で偶然出会ったのがドライバーのチャロだ。

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