1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

ひろゆき「仕事にやりがいを求めるのは日本だけ」 ナミビアで出会った家族への意外な行動とは?

東洋経済オンライン / 2024年8月4日 16時0分

車中、豊川Dはチャロにインタビューをする。グルートフォンテインに生まれ育ち、今も家族と同地に暮らしていること、月給は日本円換算にして約1万円であること、夢はいつか自分の乗り合いタクシーを持つことなどを明かすチャロ。

ひろゆきはそれを聞き、彼の家族を呼んで夕食を一緒に食べないかと提案をした。

午後7時、グルートフォンテインのレストランに到着し、チャロとチャロの妻・ロレンツィア、2人の娘、2人の息子、チャロの父、ロレンツィアの兄、計8人と卓を囲むひろゆきと豊川D。

こんなことは人生で初めて! と喜ぶチャロ。ディナーに舌鼓を打ち、アットホームな雰囲気のなか、「虫歯があるけど怖くて歯医者に行けない」とチャロが恥ずかしそうに自身の弱みを吐露するなど、彼らの仲は深まっていった。

【写真】チャロさん一家とと食事をするひろゆき

翌日はチャロの自宅を見せてもらうことになった。やってきたのは、トタンの壁と屋根、電気はお金を払って誰かの家から引いていて、水道もない家々が軒を連ねるエリアだ。

「あの地域は、ここに住んでくださいって国が住宅地を無償で割り当ててるんですよね。余った土地を人に割り当てて住まわせないと、誰かが地権者を名乗って勝手に金を取ったり、治安が悪くなったりするから。それで自分たちで治安を良くしてくださいっていう意味で土地を割り当ててると思うんです」と特殊な住宅事情を説明するひろゆき。

娘のオランダ留学のために…

チャロに家を案内してもらうと、冷蔵庫に昨日のレストランでの食事の残りやジュースが慎ましく入っていた。「どうせ番組が払うんだから、もっと注文して持って帰れ」といくらひろゆきが言っても、遠慮深いチャロ一家はせいぜい1人1品くらいしか追加しなかったという。

それでも、普段は電源を入れない冷蔵庫にしっかり電源を入れて、持ち帰った食べ物やジュースを大切に庫内に収めているところを見せてくれた。

家は広いとは言えないが、小さくも清潔な部屋たち。カメラの回っていないところでひろゆきは、チャロとどんな会話を交わしたのだろうか。

「チャロさんが長女のオランダ留学のためのお金を貯めているという話です。娘さんは、公衆衛生の専門家を目指して、オランダの大学に留学を予定しているらしくて。ナミビアでは国内に入ってくる商品やその品質をちゃんと管理するような公衆衛生の仕事が今後必要になる。だから、この分野の勉強をしたいということを20歳の女の子が考えているんです。日本と全然違いますよね」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください