1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

日産、ホンダ陣営が「資本提携」に発展する可能性 EV連合に三菱自も合流「問われるスピード感」

東洋経済オンライン / 2024年8月7日 8時0分

今後の焦点となるのは、日産、ホンダ連合に新たに合流した三菱自の行方だ。

2016年に日産が三菱自に出資した際、日産と三菱グループ3社で10年保有の株主間契約を締結している。日産のキャッシュの流出が続けば、2026年の保有期限に向けて三菱自株を放出する選択肢が出てくるだろう。そのとき、提携交渉先であるホンダを軸にした資本再編に発展する可能性をはらむ。

会見で資本提携への考え方を問われた、ホンダの三部社長は「現時点で資本関係という話はしておりません。ただ、可能性としては否定するものではない」と含みを持たせた。

日産の元首脳は、「ホンダと一緒に仕事をするなんて昔は想像もできなかった。せっかくリーダーシップのある三部さんが声をかけてくれたんだから日産も三菱自動車も乗ったほうがいい。内田さんはもっと自信を持って思い切って進めていくべきだ」と背中を押す。

テスラやBYDに負けているのは、「スピード感だ」と両首脳は語った。現時点では「戦略的パートナーシップの検討」にすぎない関係を、どこまで実効力のある関係に発展できるか。両首脳の覚悟が問われる。

秦 卓弥:東洋経済 記者

横山 隼也 :東洋経済 記者

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください