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【驚愕】「地球以外に"生命体"いる」納得理由3つ 「宇宙人文明は36個もある」という研究論文も

東洋経済オンライン / 2024年8月9日 11時0分

東大宇宙博士が「地球外生命体」について解説します(写真:ktsimage/PIXTA)

「小惑星探査」や「火星移住」などのニュースから、UFO、宇宙人の話題まで、私たちの好奇心を刺激する「宇宙」。だが、興味はあるものの「学ぶハードルが高い」と思う人も少なくない。

知らなくても困らない知識ではあるが、「ブラックホールの正体は何なのか」「宇宙人は存在するのか」など、現代科学でも未解決の「不思議」や「謎」は多く、知れば知るほど知的好奇心が膨らむ世界でもある。また、知見を得ることで視野が広がり、ものの見方が大きく変わることも大きな魅力だろう。

そんな宇宙の知識を誰でもわかるように「基本」を押さえながら、会話形式でやさしく解説したのが、井筒智彦氏の著書『東大宇宙博士が教える やわらか宇宙講座』だ。

その井筒氏が「地球外生命体」について解説する。

宇宙人に対する科学者の「3つの見解」

今回は、地球外生命について見ていきましょう。

【ひと目でわかる】宇宙人に対する「科学者の見解」や「いそうな場所」

果たして宇宙のどこかには、人間のような、あるいは、人間を超える知性をもった宇宙人がいるのでしょうか。

じつは科学者の間でも、宇宙人に関する見解が分かれています。

以下に紹介する「3つの意見」のように、科学者の間でも、じつは

「宇宙人いる派」と「宇宙人いない派」

で分かれているのです。

その「3つの意見」というのは、次のようになります。

【宇宙人に対する科学者の「3つの見解」】

1 宇宙にある星の数を考えると、「宇宙人はいる(地球外知的生命は存在する)」
2 人間のような知的な生命はいないが、「微生物のような生命ならいる」
3 生命が生まれ、進化していくのは簡単ではないので、「宇宙人なんていない」

それぞれ、どのような考えを持っているのか、説明していきましょう。

「宇宙人はいる派」の意見は?

【1】「宇宙人はいる」

宇宙にはとんでもない数の星があります。天の川銀河にはざっと2000億個の星があり、宇宙にはそんな銀河が2兆個もあります。

そんな宇宙も観測できるごく一部の範囲でしかありません。宇宙はそれだけ広範囲で、星がたくさんあるのです。

そんななか、「知性をもった生命が、地球にしかいないなんて不自然だ」と考える人も多いでしょう。

「宇宙にある星の数を考えると、いるに違いない」、これが「宇宙人はいる派」の考えです。

「どのくらい宇宙人の住む星が存在しそうなのか」を見積もった研究があります。

2020年の論文によると、「天の川銀河のなかに、宇宙人文明は36個ある」と書かれています。

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