「5割できればOK」92歳シスターの"納得の境地" 「あきらめる」ことで人生が好転することもある
東洋経済オンライン / 2024年8月14日 15時0分
取引先とはもう会うことはないかもしれませんが、あなたの忙しい日常は続くはずです。数カ月もすれば、取引先を怒らせた事実などみな忘れているでしょうし、もしかすると、そのエピソードが笑い話や武勇伝に変わっていることさえありえます。
最悪の事態といっても「さほどのダメージではない」とわかれば、気分はラクになります。
こう書くと、少々楽観的すぎると思われるかもしれません。ですが、やるべきことをやったあとで「仕方がない」とあきらめることは、実は大切なことなのです。これも、先ほどの項で申し上げた「聖なるあきらめ」です。
たとえば「大災害がくるかもしれない」と不安になったからといって、毎日家に閉じこもってはいられません。
防災用品を備えたり、家族と緊急時の連絡の取り合い方を確認したり、対策を講じたあとは、日々のそれぞれの仕事をこなしていかなければならないでしょう。
人間は、放っておくと、えてして不安な気持ちへと引きずられてしまうものです。「人事を尽くして天命を待つ」という言葉を心に留めてください。そして、最悪の状況を冷静に考えてみましょう。「それほど大ごとではない」と心が落ち着くはずです。
鈴木 秀子:「聖心会」シスター
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