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夏の防災対策は「冷蔵庫」が肝、今こそ安全確認を 動画やイラストが豊富、役立つサイトを紹介

東洋経済オンライン / 2024年8月14日 8時0分

災害時に備えて保冷効果の高い保冷剤をいつも常備しておくのもいい(写真:筆者撮影)

8月8日に「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表されました。まもなく1週間がたとうとしていますが、台風も続いて発生しており、今できる「備えのポイントは?」「旅行に行ってもいいの?」「持ち物は?」という声を多くお聞きしています。

【写真で見る】「冷蔵庫の転倒と開閉防止」グッズ、実際の設置の様子

そこで本記事では、耐震化・家具対策・ブロック塀のリスクについて、簡単に楽しくわかるサイトを集めたので、備えの参考にしてみてください。

冷蔵庫対策と夏の時期の注意点

まず数ある耐震対策の中でも、この時期、注意して確認しておきたいのは「冷蔵庫」です。

地震の大きな揺れで、冷蔵庫はあらぬ位置に移動してきます。固定され、扉の開閉防止ができていれば、停電してもクーラーボックスと同様に冷蔵庫自体に保冷効果があるため避難生活に役立てることができます。

そうは言っても、転倒防止グッズや開閉防止グッズと、両方買うとなると出費が増えますよね。これについては、以下のことを想像していただくと「対策します」と言ってくださることが多いと感じています。

それは、被災後の掃除と処分の大変さです。

卵が割れ、食料が散乱し、腐敗臭だらけの中、掃除することを想像してください。地震が続けて起こる危険もあります。さらに冷蔵庫自体が壊れてしまったら、時間と労力をかけて捨てに行くことになります。

この大変さを想像すれば、転倒防止グッズと開閉防止グッズに投資してもいいと思ってくれるのではないかなと考えています。

【写真】自宅の災害対策ですぐやりたい「冷蔵庫の転倒と開閉防止」グッズ、実際の設置の様子など(8枚)

そのうえで、今はいつもより多めに保冷剤や冷凍食品を冷凍庫に入れておくのはいかがでしょうか。多くの冷凍庫はモノが十分に入っているほうがよく冷えます。

アウトドア用に保冷期間の長い保冷剤もあり、普段の買い物の保冷剤としても役立ちます。夏の災害および熱中症対策としても体を冷やしてくれるものは確保しておきたいです。

ペットボトルに水を入れて凍らせておいても保冷剤代わりになります。停電したら、保冷剤の一部や凍ったペットボトルを冷凍庫から冷蔵庫に移動します。そうすれば融解熱の作用で冷蔵庫内を冷やせます。溶けた水は飲用や生活用水に使います。

停電時、冷凍庫内の食料は、より保冷機能の高いクーラーボックスに移す方法もあります。現在、販売されているクーラーボックスは性能の高いものがたくさんあります。

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