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「申込は7日で100人」なのに彼女が成婚できない訳 「1つひとつがトラウマ」と話すその理由とは?

東洋経済オンライン / 2024年8月15日 10時0分

婚活で1週間に100件の申し込みが来た彼女が抱える憂うつとは――(モデル:ペイレスイメージズ1/PIXTA)

婚活を始めて苦戦が続いたときに、婚活疲れを起こす人は多いと思う。

婚活を始めて1カ月で疲れてしまう人、3カ月で疲れてしまう人、1年で疲れてしまう人……と、疲れを感じるようになる期間は人それぞれだ。その一方で、何年も淡々と婚活を続けている人もいる。

仲人をしながら婚活現場に関わる筆者が、目の当たりにしている婚活事情を、さまざまなテーマ別に考えていく連載。今回は、婚活疲れを起こしやすい人の特徴を見ていきながら、婚活疲れを起こさないためにはどうしたらいいのかを考えていく。

金融関係の彼に「交際辞退」

あつこ(28歳、仮名)は、婚活をスタートして2カ月が経った。

【表で見る】気付かずやっていませんか?「お見合いで避けるべき言動」5つ

婚活をするのは、初めてのこと。親友が2年付き合っていた彼氏との結婚を決め、それに刺激を受けて、自分も結婚を現実のものとして捉えるようになった。

とてもかわいらしい容姿だったし、まだ20代ということもあって、結婚相談所のサイトに登録をすると、1週間足らずで100件近くのお申し込みがきた。

そこから、条件を鑑みて3人とお見合いをした。最初の男性は、金融関係の仕事をするみのる(31歳、仮名)。お見合いを終えたあつこは、 “交際辞退”伝えてきたのだが、そのときにこんなことをいった。

「相談室からのPR文章に、“誠実でとても優しい方”とありましたが、暗〜い雰囲気で、こちらが何か聞いても一言二言話すと黙ってしまって、会話が続きませんでした。本質が誠実で優しかったとしても、話していて楽しくなかったし、この方と結婚したいとは思えませんでした」

次に会ったのは、メーカーで営業職に就くとしお(35歳、仮名)だった。

「前回のみのるさんとは、正反対のタイプで本当によくしゃべる方でした。明るい方だったので、まずはお付き合いをしてみようと思います」

こうして、交際がスタートしたのだが、2度ほどお会いして、あつこは、“交際終了”を出してきた。

「悪い方ではないはわかります。ただ、とにかくおしゃべりなんです。こちらに質問もしてきて私が2、3言を答えると、この答えを取って『はいはい、僕にもこんな経験がありますよ』と、自分のことを話し出す。デートをしていると8割がた、あちらが喋っているんです。喋らない方も疲れましたが、しゃべりすぎる方も疲れますね」

クリエーターの彼とはどうか?

3番目に会ったのは、マスコミ系クリエーターのたくま(32歳、仮名)だった。

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