1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

女子アナ「体臭批判で炎上」よりキツイ最大の痛恨 超人気番組に出演も、炎上を追い風にできず…

東洋経済オンライン / 2024年8月21日 18時20分

SNSを発火点とした炎上は、毎週のように起きている。気がつけば、新たな「やらかしてしまった人」が登場し、そちらに目が向いてしまったが最後、すぐさま「そんな人もいたなぁ」となる。だからこそ、言い方は悪いが、注目されているうちに、イメージ定着につながる一手を打つのが有効だと思うのだ。

その点で、最初の場としてReHacQの生配信を選んだのは、賢明な判断だったと言える。大きな番組の「1コーナー」としての編集を前提としたキー局の番組よりも、さほど「尺」を気にせずにすみ、かつ1対1で話せるYouTube対談の方が、セルフブランディングする上で、見え方をコントロールしやすいためだ。

今回の配信は「匂いケア講座」と題していたが、あくまで川口さんは「匂いにまつわる発言で炎上した人」であって、「匂いのプロ」ではない。つまり専門知識を問われるわけではなく、極端な話をすれば、「画面に出た時点で役割を果たした」と言える。

となれば、残りのほとんどの時間は、今後へのアピールに使える。終始けなげに振る舞うか、それとも、さらに火に油を注ぐか……。

【画像9枚】「ReHacQ」出演時の川口アナの様子と、「男性を蔑視」と炎上した実際の投稿など

しかしながら、全編通してみた感想としては、そのどちらでもなかった。なにより独自性や「人間臭さ」が、あまり視聴者に伝わらなかったことは、インフルエンサーを目指す門出として、あまり好ましいものとは言えないだろう。

その他の画像はこちら

城戸 譲:ネットメディア研究家・コラムニスト・炎上ウォッチャー

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください