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「やる気ない人」動かす"ニンジン"のぶら下げ方 松丸亮吾は「1日3時間の勉強」で東大に進学

東洋経済オンライン / 2024年8月23日 16時0分

もちろん、優勝した理由は他にもあります。しかし、フォアボールによって得点力がアップしたことで、もともと防御率がよかった投手陣との歯車が合い、他の5球団すべてに勝ち越します。結果として2位の広島カープに、11.5ゲーム差をつけるぶっちぎりの優勝につながったのです。

これ、言わばお金で釣るというニンジン作戦です。

なんだかんだ言って、昔も今も「お金」は、仕事のモチベーションアップに直結するもの。誰だって、同じ仕事で給料が20万円の会社と50万円の会社だったら、やる気が倍以上違いますよね。

アメリカのあるビジネスコンサルタントの例ですが、こんな話もあります。

リストにあるお客様へ次々に電話をかけていく、いわゆる電話営業の会社のコンサルを依頼されたときのこと。従業員たちは、電話で相手から断られることに辟易していて、電話の手が止まっている状態でした。

そんな、すっかりやる気をなくしていた従業員たちに向かって、この営業コンサルタントは次のように言います。

「午前中、最初に50人に断られた者に、最高級のランチをご馳走しよう」

これを聞いた従業員たちは大喜び! われ先に営業の電話をかけ始めます。そして、相手に断られると「やった、1人断られた!」「よし、また1人断られた」と、どんどんテンションが上がっていきました。

それまでは、相手に断られるたびに落ち込んでいたのに、高級ランチがかかった途端、「早く断ってくれないかな」と、気持ちが180度逆転しました。

結局、「数をこなせば、成約は増える」という営業活動における数の論理が働き、あっという間に売り上げが倍増したのです。

これも、相手の目の前にニンジンをぶらさげることで、テンションを上げることに成功した事例ですね。人に動いてもらいたいときのニンジン作戦は、単純ですが、かくのごとく効果バツグンなのです。

ポイント:「楽しくないこと」は、ご褒美で「楽しいこと」に変える

松丸亮吾を1日3時間の勉強に導いた「母親の策略」

テレビで大人気の謎解きクリエイター・松丸亮吾さん。学生時代から謎解きゲームに夢中で、勉強は大嫌いでした。

そんな松丸さんが勉強をするようになったのは、母親のひと言があったからだったのだとか。

お母さんは、あるひと言で、松丸さんに1日3時間、勉強させることに成功したそうです。

問題:ゲームに夢中だった松丸さんに、勉強をさせることに成功したお母さんのひと言とは、どんな言葉だったでしょう?

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