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「19浪で九州大」心病まずに挑戦し続けられた理由 共通一次とセンター20回挑戦、学費工面の日々

東洋経済オンライン / 2024年8月25日 8時0分

前職の塾で担当した英語の授業では、自身の波乱万丈の人生を絡めながら話す講義内容の面白さもあり、生徒が評価する塾講師アンケートで何度も1位を獲得。そして現在も教育関係の仕事で、唯一無二の経験・経歴を教え子たちに伝えています。

「もう20年近く、教育関係のお仕事をさせてもらっています。私は子どもが大好きなので、天職だと思いますね。私は人がしない経験をいっぱいしてきたのですが、今、好きなことをやって、最低限食べていけるだけの生活ができていますし、浪人時代の経験を子どもたちに伝えられるので、ありがたいなと感じます。

子どもたちにも、もし多浪しても、不本意な大学に進んでも、その後自分次第でいくらでもチャンスがあるよと伝えています」

浪人の経験で得たことを還元したい

「とはいえ、私は浪人時代、大学時代から含めてずっと、自分より年下の人ばかりの環境で過ごしてきたので、相手に気を遣わせてしまったり、怒られにくくなってしまったりすることをとても申し訳なく思ってきました。だから、常に謙虚さを忘れずに、感謝の気持ちを持ち続けていきたいです」

「浪人の経験で得たことを、教えることで還元していきたいと思います」と語る彼はまさに持ち前のプラス思考で、人が大きなマイナスだと思う20年の経験を、プラスに捉えて生徒たちに届けているのだと思いました。

山田さんの浪人生活の教訓:どんなに失敗しても、自分次第で再び立ち上がることができる

濱井 正吾:教育系ライター

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